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2013年12月14日 (土)

北朝鮮は、人民解放軍瀋陽軍区の支配下

Image 北朝鮮の張成沢処刑は、朝鮮半島に住むひとたちの本質を見た気がする。日本統治以前の朝鮮半島では、公開処刑や町中で私刑が横行していた。そこで、日本は朝鮮半島に法治を持ち込んだ。今般の南北朝鮮を見ていると、李氏朝鮮500年間の歴史を垣間見るようだ。ところで、評論家の長谷川慶太郎は、瀋陽軍区の人民解放軍は中国共産党のコントロール下にないという。北朝鮮は、毛沢東主義を守り続ける人民解放軍瀋陽軍区の支配下にある。そして、北朝鮮の軍事パレードは、ミサイルや戦車など、ほとんどは瀋陽軍区からのレンタルだとも言われている。実質的に北朝鮮を支配している瀋陽軍区と共産党中央政府の力関係はよくわからない。その瀋陽軍区の母体は、朝鮮戦争にまで遡る。当時、中国は朝鮮半島に"義勇軍"を送ったが、その兵は朝鮮族、モンゴル族など中国少数民族が中心の外人部隊だった。彼らのうち、朝鮮族は、朝鮮戦争後も北朝鮮に残り、家庭を持つようになった。これにより、人民解放軍と北朝鮮人民軍は"同志"も同然だった。この関係は、今でも続いていて、北朝鮮は、食糧や生活必需品の調達、そして、脱北者摘発などの理由で、瀋陽軍区の幹部たちに賄賂を送り続けているという。北朝鮮に食料や武器を支援している瀋陽軍区は、常時30万もの地上兵力があるという。今回、中国中央政府のパイプ役だった張成沢が殺されてどうなるのだろうか?中国政府も韓国朴槿恵政権も飛び上がって驚いているのだろう。

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