日本人は中国人・韓国人と根本的に違う
M市立図書館から「日本人は中国人・韓国人と根本的に違う(黄文雄/呉善花/石平/著)」を借りてきた。 この本は、「帰化日本人」を改題・改訂した新版とのことだ。三氏とも大学で教鞭とっていて、出身はそれぞれ台湾・韓国・中国と異なるが、日本国籍の日本人だ。日本国籍でなければ、こうは正直に各国の本質を語れない。日本のメディアで、日中関係や中国政治に関して幅広く発言していた中国籍の朱建栄教授など、中国に行ったまま行方がわからない。日本に20年間いても、言論の自由がない中国籍では、命が幾つあっても足らないようだ。著書の中で、中国や韓国の日本批判が、論理性を欠いた直線的言い回しなのは、漢語や朝鮮語の表現力が乏しいことが原因だとの指摘がある。日本人が何気なく使っている 「漢字仮名混じり文」は、非常に表現豊かな語彙を生み出しているとのことだ。漢語は、その表現の乏しさを、恫喝的ないい方や、大きな身振りを伴うことで補完している。朝鮮語は、漢字を廃止したハングル専用政策のため、複雑で抽象的な思考をすることができなくなった。それに引き換え、日本人の発想力や表現力が豊かで繊細なのは、日本人固有の気質だけではなく「漢字仮名混じり文」が大きく影響しているという。彼らから見て異様なのは、日本のマスコミは、自虐的で日本自身を貶めている。その背景には、半世紀以上にわたって日本人自身が敗戦後遺症から脱却できないでいることが根底にあると指摘する。いずれにせよ、一読の価値がある本だ。そして、中国人・朝鮮人が非論理的な的外れな日本批判をすることは、語学や文化的所以も一因だということがわかる。
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