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2014年1月26日 (日)

恥ずかしいが狼狽売り

Img8ニューヨーク市場の下落にともない円高・株安に向った。理由は、中国の製造業関連の経済指標が市場の予想を下回ったことやアルゼンチン通貨の急落が新興国通貨の値下がりに拍車をかけるからだという。円安・株高の楽観論で投資していた愚者として、一度、頭を整理してみた。「弱い日本の強い円 」の著者、佐々木融氏が最近ロイターに寄稿した記事を思い出した。佐々木氏は、昨年だけで合計24.1兆円もの証券投資関連の資金フローが日本に流入しており、実際の円相場の動きとは正反対のものだったと指摘している。本来なら円高になるはずが、外国人が為替ヘッジをした上で日本株を買ったために円買い要因にならなかった。つまり、外国人が外貨を投じ日本株を買っても、同額を為替ヘッジしたのなら、為替相場には影響を与えない。日本株が買われて円安になった理由は、主に証券投資を伴わない投機的な円売りによって引き起こされた。また、ヘッジ付きで為替相場にインパクトがないように行われた国際的な証券投資も、その証券自体の価格がヘッジの枠を超えて変動すれば、円の追加ヘッジ売りなどを通じて、結果的に為替相場にインパクトを与える。株の売買以上に為替のポジションが積もっているために、今後も円安は続くだろうが、仮に日本株が調整に向かえば、すさまじい勢いで円高への巻き戻しが起きる。2013年の初め、日本の長期金利が低下することにより、日本人投資家が高い金利を求めて海外証券投資を増やすとの見方もあったが、実際にはその反対に年金基金が外国株を積極的に売却した。理由は、ポートフォリオのリバランスが原因で、ポートフォリオの配分に制約のある投資家は、増価する資産クラスを売らなければいけないためだという。

佐々木氏は、「円安になったのは日本人投資家が金利の高い海外資産を購入したことによるものではない。投機的な円売りによって引き起こされた。」と分析している。勿論、金融緩和が投機筋の円売りを起こさせた原因かもしれないが?

こう考えて、株価チャートを眺めれば日経平均は、14千円程度まで調整するような気もする。そして、為替ドル円は、90円台に突入する可能性もある。ドルは、金曜日の夜103円程度で円に半分戻したが、株は売りそこなった。シカゴ日経平均先物 CME(円建て)14,950円というから、さらに▼460円も下がっている。サブプライムローン時に、当時の金融大臣与謝野肇が「蚊に刺された程度」と馬鹿なことを言ったお陰で大損した。中国のデタラメな経済政策を見ていれば、いつ破綻しても不思議ではない。泣いて馬謖を斬るつもりで、株を損切りするしかないようだ。格言通り「買いの迷いは見送り、売りの迷いは即刻売り」と明日の寄りで成り行き売りを入れた。信用売りという方法もあるが、資金が株に固定されるのは困るので、恥ずかしいが狼狽売りしよう。

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