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2014年2月 4日 (火)

1990年代のアジア通貨危機を思い出す。

Images_3 昨晩、ニューヨーク株式市場が大きく下げた。経済アナリストなど、的中率が50%というから愚者の頭の中で考えてみた。金利が高い米国ドル預金をすれば、利息が多くなる。ドル・円レートは、日米金利が小さくなるとドルに対して円高になる。日銀が金融緩和で、日本国債を買い上げているので、日本の10年債の金利は0.61%となっている。一方、米国10年債は、2.74%⇒2.58%となり、金利差が縮小したため円高になったと考える。米国の金融緩和解除で、米国債の金利が上昇するかと思いきや、低下した。金融引き締めで、だぶついたお金が市場から引き上げられて、新興国の通貨安や米国株式市場が暴落し、リスク回避のため債券が買われたようだ。当然、米国株式市場が縮小すれば、相対的に日本株の比率が大きくなる。比率を戻す調整のため日本株は売られる。
「風が吹けば桶屋が儲かる。」的に考えると・・・・
QE3縮小⇒米国株から米国債⇒米債の金利低下⇒円高・日本株安となる。
今回、新興国は自国通貨の下落を防ぐために、金利を大幅に上げた。1990年代のアジア通貨危機を思い出す。1997年7月よりタイを中心に始まった。ヘッジファンドによる通貨の空売りで、タイ、インドネシア、韓国は破綻してIMF管理下に入った。その時は、世界同時株安になったことを思い出す。日経平均が一年半ほど下げ続けて、19,000円台から14,000円に暴落した。もし同一現象なら、下げはかなり長期に渡るような気がする。どうでもいいことだが、韓国は日本円との通貨スワップを解消したが、今回は大丈夫なのだろうか?

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