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2014年2月 7日 (金)

脱電機メーカーとしての事業転換が最善

20140207k0000m020089000p_size5 ソニー平井一夫社長が記者会見で、パソコン事業から撤退し、テレビ部門を分社化、今後は「スマホ」「ゲーム」「画像センサー」を成長の3本柱に位置付けるという。他の電機大手が決算を回復している中で、ソニーは独り負け状態だ。スマホやタブレット端末に経営資源を集中するといっても、撤退したパソコン事業と同様にこれからも苦戦が続くだろう。なぜなら、OSはグーグルのAndoridでソフト配信も握られている価格勝負の世界だ。日立やパナソニックはテレビやスマホ市場から撤退したのに、ソニーだけは韓国サムスン電子や米アップルなどとの競争にこだわってきた。ソニーが、カメラ事業に参入できたのはアナログからデジタルへ移行したからだ。どうも、技術遷移の意味するところを読み違えたようだ。4~12月期はスマホなどのモバイル機器分野でも76億円の営業赤字だというから容易でない。ゲーム、映画・音楽、金融の3分野で計1878億円の黒字なら、スマホからも早期に撤退して、脱電機メーカーとしての構造改革が最善ではないか?

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