「理財商品」のデフォルトリスク
昨日、中国の不動産市況の先行き懸念が再燃した。準大手の「興業銀行」が不動産会社向け一部貸し出しを停止したことが伝わり、中国不動産株が急落した。不動産株価指数は前週末比5.4%下落、香港市場に上場する世茂不動産は下落率が同7%を超えた。無担保融資より経営破綻時の弁済順位が低い劣後債や劣後ローンというから、ハイリスク・ハイリターンの債券だ。リーマンショックのサブプライム・ローンに近いものだろう。中国の石炭と不動産開発の両業界を中心に、高利回り金融商品「理財商品」のデフォルトリスクが中国でクローズアップされていると思ったが無反応のようだ。ニューヨーク・ダウや日経平均は、上海株式市場の下落よりも、クライナの政情安定化が好感されて上がった。株の上げ下げは、海外ヘッジファンドによる情報操作による売買が主因だ。理由など後から付足すのだろうから、どうでも言いわけだ。いずれにしろ、実需筋ではなく、海外ヘッジファンドの短期筋が売買の主力だというから、上がったものは、必ず下がる。そうは言っても、チキンな心臓の小生は、空売りで痛い目にあったので、もう一度やる元気もない。キャッシュ・ポジションを積み上げて時を待つしかないようだ。
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