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2014年2月24日 (月)

休眠預金をネコババ

0064_ufj_logo 三菱東京UFJ銀行は、行内調査で2万1400件の休眠預金口座の情報を紛失したと発表した。まるで社保庁と同じだ。こんなずさんな管理でいいのだろうか?そもそも、休眠預金とは10年以上取引のない口座のことをいうらしい。穿った見方かもしれないが、三菱東京UFJ銀行にお金を10年間預けると預金の残高が0円になるということだ。2000万口座以上ある休眠預金の一部だというが、金額も発表していただきたい。休眠預金になった場合にはシステムから外して紙ベースで顧客情報を管理するというが、昨今、大容量の磁気ファイル(ダスド)がこんなに安くなった時代に信じられない。恣意的に、休眠預金を「ネコババ」したと疑われても仕方がない。みずほ銀行でも情報管理が問題だったが、勘定系のデータがなくなるなど、そもそも銀行として認可するほうがおかしい。金融庁は、このような危機管理のない銀行に業務を続けさせていいのだろうか?みずほ銀行であれほど大騒ぎしたのだから、徹底的に調査し、銀行幹部の責任を明確にして頂きたい。

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