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2014年3月28日 (金)

袴田死刑囚という一個人を抹消する殺人罪だ

Ikemotosumiko 静岡地裁で「袴田事件」の再審請求審を担当した裁判長は「原判決を破棄しなければ著しく正義に反する」と再審を認めた。そして、捜査機関が証拠を捏造した疑いがあるとまで指摘している。記憶に新しい村木厚子元局長のでっちあげ捜査と同じだ。この時は、事件を担当した大阪地検特捜部主任検事・前田恒彦がFDで証拠改ざんを行い、上長の大阪地検特捜部長大坪弘道及や副部長佐賀元明が、故意の証拠改ざんを知りながら、これを隠した。裁判官の瑕疵まで指摘すれば、菅家さんが誤認逮捕で17年半にわたり自由を奪われた足利事件を思い出す。再審を担当した宇都宮地裁・池本寿美子裁判長は、弁護士から出された再審請求(200212月)を放置した。そのあげく、6年も費やして棄却決定し、真犯人の時効を成立させ「司法の無責任体制」をさらけ出した。そして、当時の森川大司元検事、池本寿美子裁判官の面々からは菅家さんから17年半間にわたり自由を奪ったことに対する反省の言葉はなかった。今回の袴田事件は、48年間というから気が遠くなる。被告を有罪に持ち込むためのでっち上げがまかり通っていたとすれば暗黒捜査、暗黒裁判というほかない。司法の無責任を通り越し、これは袴田死刑囚という一個人を抹消する殺人罪だ。

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