マスコミにとって無価値な愚生は幸せ
昼食にラーメンを作りながら、テレビをつけると作曲者偽装で問題となっている佐村河内守氏が記者会見をしていた。佐村河内氏は、「聴覚障害には該当せず」という身体障害者診断書を公表した。記者会見の中で、佐村河内氏が作曲者の新垣氏を名誉毀損で訴えるそうだ。いろいろ新垣氏を批判していた中で、佐村河内氏が曲の内容や構成について話した上でギャラを提示すると、彼はまず首を横に振ります。そして、ギャラを上げると、渋い顔をして「うーん」という。もう少し値をつり上げると、笑って「いいですよ」といったという。どうも、新垣氏との金銭的なトラブルが原因なのだろうか?そうはいっても、いままで聴覚障害者のふりをしていたことを謝罪したから、聾の作曲者というふれこみは嘘だった。ご苦労にも、ホテルを借りて記者会見など、恥の上塗りのようにしか見えない。一度、世間の注目を浴びると、その快感が忘れられなく、テレビカメラやフラッシュを浴びながら話をするのが愉しいのだろう。ロバート・レッドフォードが監督した「クイズ・ショウ」(Quiz Show)という映画を思いだす。連勝中のユダヤ人(ハービー・ステンペル)が、やらせで敗退したと、クイズ・ショウの八百長を告発するという内容だった。ところで、村上ファンドの村上氏は、、儲けすぎなければ犯罪者にならなかった。押尾学にしても、有名でなければ実刑(3年6か月)は、なかっただろう。その点、マスコミにとって無価値な愚生は幸せだ。痴漢で誤認逮捕されれば、不本意でも罪を認めて罰金刑で済ますほうを選べる。
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