韓国社会の「知的ぜい弱性」
日経新聞【春秋】に大伴家持の和歌があった。原文の万葉仮名では、『宇良宇良尓照流春日尓比婆理安我里情悲毛比等里志於母倍婆。』と書く。かな混じり文だと『うらうらに照れる春日に雲雀(ひばり)あがり心悲しも独りし思えば。』となる。この歌の意味は、春の日差しの下で自然は華やいでいるのに妙にもの悲しいことを詠んでいる。愚生には、かな混じり文でも正確な意味を汲み取ることは容易でないが、雰囲気は理解できる。古の知者達が、大和言葉に上手く表意文字の漢字を取り込み日本語の書き言葉を作った。明治維新前後においては、西欧文化と思想を輸入した日本の知識人らが、血のにじむような努力で、近代的な概念語の漢字熟語を作った。【文化、文明、思想、法律、経済、資本、階級、分配、宗教、哲学、理性、感性、意識、主観、客観、科学、物理、化学、分子、原子、質量、固体、時間、空間、理論、文学、美術、喜劇、悲劇、社会主義、共産主義…。】などすべて日本製だ。日本が朝鮮半島支配のもとで普及させた「ハングル混じり文」から表意文字の漢字を排除したハングル文は、単語本来の意味をきちんと消化できない。大伴家持の和歌をカナ文字だけで書けば、『ウラウラニ、テレルハルヒニヒバリアガリココロカナシモヒトリオモエバ。』となる。これでは、万葉仮名より和歌の雰囲気を理解することができない。このように、最近の韓国社会では、「知的ぜい弱性」が指摘されることが多くなった。辛い唐辛子と幼稚なハングル表現文の環境で捉えれば、朝鮮半島の人たちの異常な行動様式を多少納得できる気もする。
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