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2014年4月15日 (火)

最善策は米ドル預金?

Images 円相場と日本株価の連動性が薄れ始めた。昨年までは海外勢が日本株を買う時に為替ヘッジのために円売りをおこなった。それが、関連性がなくなったというから海外の投資家が日本から資金を引き上げたのかもしれない。金融緩和から1年が過ぎ、海外投資家の買い越しがなくなったのだろう。最近は日本株の売買代金が2兆円を下回る日が増えている。日銀の金融緩和だけでは、日本再生は容易でないようだ。円相場は、円高が進む局面でも、輸入企業の円売り・ドル買いで押し戻すため、円安傾向は外人投資家には関係なく進む。更に、先日の1ドル103円台から101円台へ下がった局面で個人のドル買いがその圧力を一定程度吸収したという。今の相場観は、米国量的緩和縮小で、中長期的に米金利上昇に伴うドル高が進むという判断が多い。ドルは5~6月に105~110円、年内に110~115円に上がるといった声も聞かれる。海外投資家の日本株からの撤退で、当面株価の上昇は見込めない。損切りの大切さを勉強させてもらったと、一言お礼をいいたい。資産保全というほど持ち合わせてはいないが、相場が終わった日本株では無理のようだ。金相場も、金利上昇局面では、売られるだろうから円安と相殺してしまう。今考えられる、最善策は米ドル預金くらいしか思いつかない。

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