韓国人たちは事実についてほとんど知らない
本間九介は、1893-94年前後の朝鮮半島を訪問し「朝鮮雑記」という本を書いた。彼が見聞した当時の朝鮮は、弱く、廃れていた。世界が銃や大砲で武装していた時に、朝鮮の軍隊は刀や槍、弓矢で武装している。しかも、刀や槍を持っていても普段から稽古に励む武ではない。そして、弓矢の達人は多かったのは、弓矢を使った博打がはやっていたからであり、国防や治安維持が目的ではない。飲み屋で紙幣を取り出すと、朝鮮人は「これが本当にお金なのか」と驚く。彼らはいつも重たい銅貨を使用していたため、15クァンムン(通貨単位で朝鮮人の土方9-10日の報酬)以上持ち歩くことができなかった。朝鮮人たちが日本の侵略に備えて城を築いたのを見て、こんな城は野戦砲1発で簡単に壊れることを知らないと哀れんだ。同時期のイザベラ・バード著「朝鮮紀行」(1894-97年)には、ソウルの道は、牛がすれ違えないほど細く迷路のようであり、家から出た汚物によって悪臭が酷かった。北京を見るまでソウルこそこの世で一番不潔な町だとし、紹興(中国)へ行くまではソウルの悪臭こそこの世で一番ひどいにおいだと記している。都会であり首都であるにしては、そのお粗末さは実に形容しがたい。人工の道や橋も少なく、あっても夏には土埃が厚くて、冬にはぬかるみ、ならしてない場合はでこぼこの地面と、突き出た岩の上を轍が通っている。道と言っても獣や人間の通行でどうやら識別可能な程度についた通路に過ぎないとある。韓国人たちはこのような事実についてほとんど知らずに、朝鮮併合により近代国家の礎を築いた日本を批難している。朝鮮併合時の日本政府から朝鮮総督府への通達がある。その中に「一、朝鮮人の差別、歴史認識等の暴言に決して怯まぬこと。証拠を挙げ大音声で論破し、沈黙せしめよ。」「一、朝鮮人は恩義に感じるということがないため、恩は掛け捨てと思い情を移さぬこと。」という訓示は、今でも有効な気がする。
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