研究者の群れなど徒弟関係の職人
昨日から、科学者の倫理観とか言って小保方氏を批難している大学教授が多い。科学者などといっても、よほどの実績や著名人でなければ、職にありつけない。彼らは、理科学研究所や国内の学会に睨まれれば、生きていけない哀れなサラリーマンだ。研究者の群れなど、徒弟関係の職人の世界に等しい。大学教授や上司が配下の助手や部下を飼い犬のように扱っている。一方、自由経済は、マネーという共通した尺度で優劣が測られる。税金や補助金で成り立つ研究所や大学の世界とは大きく違う。法に触れなければ、権謀術数の限りを尽くし利益を追求する。そして、弱肉強食で淘汰される。厳しいが、公平な世界だ。企業風土が、好き嫌いで選別したり、顔色を伺って判断したりすれば、すぐに会社は傾く。企業活動に従事していた愚生の目から見れば、末端の研究員が批難されるなど呆れてしまう。肩書きトップの辞職や上司の責任問題が論じられないことに違和感を覚える。科学者の倫理観を言う前に、理研という組織のガバナンスはどうなっているのだろうか?こんな組織に、やみくもに税金を投入していいのか議論すべきだ。事業仕分けでキャンペーンガールの蓮舫が「なぜ、1番なんですか?2番じゃいけないんですか?」 と発言したことが新鮮に思える。
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