今年は、Sell in April?
米株式市場でインターネット関連株やバイオ医療関連株の下げが目立っている。やはり、米連邦準備理事会(FRB)による金融の量的緩和終了が影響しているようだ。フェイスブック19%安、テスラ・モーターズ23%安、ツイッター46%安とネット関連株が高値から20%程度も調整した。将来の期待を背景に買い上げられた銘柄は、下落が始まると売りが出やすい。株価収益率(PER)は、フェイスブックが40倍、ツイッターは200倍だから、株価が数分の一になっても不思議ではない。米株式相場の株価上昇はリーマンショック後の金融緩和から始まった。緩和相場の終了が囁かれてきた、今、急伸したネット・バイオ株が売られナスダック指数は連日下げている。米国の債券金利が上昇すれば、株式市場の調整はいっそう進む。一方、日本の金融緩和で、アベノミックス前の日経平均は8000円程度から大きく跳ね上がった。日本株買いといっても、配当が十分期待できる銘柄しか物色されないだろう。NISAで買われる株も、武田薬品、キヤノン、トヨタなどが常連だ。愚生のNISA口座でも、キヤノンを購入している。明日から東京市場が開くが、米国の連れ小便で、付き合いの下げが始まる気がする。今年は、Sell in April?かも知れない。
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