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2014年5月 6日 (火)

日本人なら何か違和感を覚える。

D77634cf711320ca4dac7c12f9fdac2f 朴槿恵大統領は、セウォル号沈没事故に関連して「事故発生から収拾にいたるまで、無限の責任を感じる。事故に責任がある人、罪を犯した人々は徹底的に明らかにして厳罰に処する」と話した。中国に「白髪三千丈」という故事ことわざがある。この朴槿恵大統領も、故事をまねたのか、日本に対して「千年恨」、今回の事件でも「無限責任」という言葉を使っている。日本人なら何か違和感を覚える。責任とは、「任せて責める」と書く。大統領という地位は、国民から国家運営を任されたわけだ。任された大統領が責められているのに、他人事のように「事故責任者を厳罰に処する」と発言をしている。今回の人災事故で、最も刑事的責任を問われるべきは、船が傾き始めた時、船長室で韓国女やフィリピン女といちゃつき、パンツ一丁で先に逃げ出した船長やズサンきわまる船会社だ。しかし、人命救助に関しては、トップである大統領がリーダシップを発揮せずに大惨事になったという罪の意識の欠片もない。部下に責任を押し付け、自分も裁かれる立場だということを認識していない。朴槿恵の無責任さは、なにか鳩山由紀夫や菅直人と通ずるものがある。朴槿恵は、問題解決の手順がよく分かっていない。今回でも、大惨事の事故原因究明が最優先だ。そして、問題解決のための明確な是正処置の手順書作成だ。事故原因を詳細に分析しなければ、責任追及などできない。責任追及が最優先で、責任者の誰が悪かったとして一件落着の幕引きをはかったのでは、事故再発防止にはならない。

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