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2014年6月22日 (日)

恥も外聞も気にしなくてすむのは、

Image 昨日、愚生が事務局をしているOB会があった。かなり突っ込んだ身の上話など、いつもの呑み会とは雰囲気が違った。役職定年後、三商事に転職した友人の話では、三商事の三月分の仕事は、清建設では二週間でやっていたという。建設業界は、3Kと呼ばれる所以だろう。利益構造が、労働集約型の建設業界に比べ、商社は企画で利益を得る構造のようだ。真剣に聞き入っていると、熟年を通り越した3人の教諭だった女性が、コーラスグループを結成してキャンディーズを歌っていた。この歳になって、恥も外聞も気にしなくてすむのは、めったにないことだ。また、当日、家族からのクレームでどうしても出席できないと電話をくれる友人もいて、苦笑するしかない。退職後も生涯現役ということも考えるという友人もいた。彼の場合は、大学時代から生活設計が常人とは違っていたような気がする。酔った勢いで、映画「秋日和」のように、亡き友の未亡人に電話をかけて口説いたりもして愉しかった。向こうも、懐かしさも手伝って嬉しそうだったが、墓の下の学友は怒っているだろう。ところで、愚生は事務局の負担を感じて、次回のOB会を来年まで延ばそうかとも思ったが、撮った写真を編集しているうちに、年老いてこんなに若返った気持ちになる機会はめったにないと思った。そう考えると、シルバーライフのお勤めだと思い、今年も忘年会を開催する労を取ることにした。

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