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2014年6月 9日 (月)

倉稟(そうりん)満ちて礼節を知らず

Image ずいぶん前にM市立図書館に予約しておいた「悪韓論 室谷克実著」が手元に届いた。勤め人をしていた1980年代から韓国ビジネスに関わったことで、韓国の裏事情は多少知っている。室谷克実氏と同じ世代のため、愚生の受け止めかたも同じだ。この著者の中で使用されているデータや情報ソースの多くは韓国の新聞雑誌記事からとっているため非常に説得力がある。朝鮮人の民度というか慣習の中にある、「どんな汚い術を使おうと勝てばいい」、「面倒くさい」、「適当でこれで良かろう」という緻密な日本人と比べ真逆な価値観を鋭く指摘している。そして、両班制度の弊害がもたらす「額に汗する仕事そのものを蔑視する風潮」や朴槿恵大統領が従軍慰安婦問題で「息を吐くように嘘をつく」ことも彼らの文化だと納得できる。体面を気にする韓国社会「外華内貧」を端的に表す現象として、「サムスン電子の役員数は868人で16人が社長」、「現代自動車の従業員6万人で理事は400人」もいる。愚生が勤務していたF社の韓国子会社Fコリアでも、ほとんどの社員が職務権限もないのになんらかの肩書きを持ち、組織と実態が乖離していた。この本に書いてあるようなことは、だいたい知識としても体験としても知っていたが、一読の価値がある本だ。著書の中で「倉稟(そうりん)満ちて礼節を知らず、衣食足りて栄辱を知らず。」と揶揄してあったのには噴出した。読むのが面倒な人のために、「悪韓論」の「目次」だけでもあげておく。
はじめに
序章 李王朝の昔から続く宿痾(しゅくあ)
第1章 韓国コンプレックスに陥ることなかれ
第2章 格差王国の身分制度
第3章 就職浪人大国の悲惨
第4章 短期退職者が溢れる国に匠はいない
第5章 長時間労働大国の怠慢
第6章 嘘吐き大国は「外華内貧」で老人自殺大国
第7章 詐欺大国の上に訴訟大国
第8章 高級マンションはヤミ金大国の象徴
第9章 お笑い欺術大国、だから原発が恐ろしい
第10章 恩赦大国に腐臭なき人はいるのか
第11章 韓国型生活様式が内包する売買春天国「大国」
第12章 「強国」だらけのウリナラ
あとがき

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