在日一世の大越キャスター発言
NHKニュースウォッチ9で大越健介アナウンサーが、「在日コリアン一世というのは、1910年の韓国併合後に強制的に連れて来られた人たち」だと発言した。事実だろうか?1959年7月11日の外務省発表では、1939年末から1945年終戦までに増加した在日朝鮮人約100万人のうち、約70万人は自発的渡航と出生による自然増加、残り30万人の大部分は仕事の募集に応じて自由契約にもとづいたものとしている。そして、終戦後、在日朝鮮人の約75%が朝鮮に引揚げ(1946年までに約148万人が韓国に、1947年の北朝鮮引揚計画では350人が帰還)、残る約42万人は自由意思で日本に残留した。在日一世についての大越キャスター発言は、全く根拠のないものだ。NHKは、大越個人の意見で、NHKとは関係ないとの見解だ。関係があったら大問題だ。事実で無いことを、公共放送で報道してよいのだろうか?国谷キャスターにしろ、大越キャスターにしろ、あまりにもいい加減で、偏見を持つ人材を登用するNHKに問題はないのだろうか?NHKは、戦前の台湾捏造報道を含め、自分たちの置かれている立ち場を分かっていない。報道の自由を言うなら、BS放送同様に地デジ放送もスクランブル化し、見たいひとだけに提供すべきだ。
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