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2014年8月21日 (木)

半分程度だけ米ドルで持っている。

Image 今朝、ベッド脇に置いてあるスマホを見ると、円相場は、1ドル=103円台後半になっている。日経新聞には、円高に傾くたびに断続的に出る円売りの厚さが「円高派」の意欲をそいでいるとある。理由が見当たらないといっても、こんな論理を鵜呑みにする気にはなれない。大口の円売り注文は、「ゆうちょ銀行とかんぽ生命保険」の対外投資の拡大が原因だという。公的マネーの外債や外国株投資に伴い、今後少なくとも約11兆円の円売り圧力が生まれるという。これは、2013年度の貿易赤字に匹敵する規模だ。誰しも知りたいのは、「円安はどこまで進むのか?」ということだ。年内に110円台まで円安が進む可能性もあるというが、先のことはわからない。現状を整理すると、投機筋の円売りは、必ず買い戻しが入るため短期の為替には影響するが、俯瞰すれば全く影響はない。円が売られる理由を考えれば、貿易収支、証券投資、直接投資がある。直接投資はともかく、貿易収支は13兆円の赤字、証券投資は11兆円の円売り圧力だという。ただし、為替ヘッジ比率が不明なので、証券投資の円売り圧力の影響は定かでない。また、個人が海外投資信託を購入する場合は、ほとんどが為替ヘッジなしだ。愚生と同じで、大きなリターンを得ようと思えば、円安局面で為替差益も魅力だからだ。いろいろ頭を廻らしても、いっこうに答えは出ず、要するにわからない。やはり、「神のみぞ知る世界」のようだ。金投資の著名なアナリストは、必要資金以外は、すべて米ドルで持つといっている。そう聞いても、愚生のような、先が見えない者には判断はしかねる。しょうがないので、欲ボケしないことが、最善のような気がして、わずかな資産を半分程度だけ米ドルで持っている。

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