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2014年8月

2014年8月31日 (日)

英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄

9184view003 M市立図書館に予約しておいた「英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄(ヘンリー・S・ストークス著)」を、散歩がてらに取りにいった。図書館は、第三者的にみれば、団塊の世代が退職した影響か、加齢臭の漂う雰囲気だ。残念なことに、愚生自身もその中の風景の一部だった。著者のヘンリー・S・ストークス氏は、英国FiancialTimesの初代東京支局長として1964年に来日後、奥さんが日本人ということもあって、50年間も日本に在住している。イギリス人から見たアメリカ、欧米人から見た日本及びアジアが率直に語られていて面白い。猿だと蔑んでいた有色人の大日本帝国軍隊は、あまりにも強かった。第二次世界大戦では、多くの国が独立を勝ち取った。その中で、日本は大きな役割を果たした。当時の日本は、アジアの光だった。そのせいもあって、ならずもの支那と提灯持ち韓国以外の国々から、大きな信頼を勝ち得ている。英国から見れば、アジア支配の終焉は、大英帝国が衰退する要因となった。彼らからの史観では、日本は野蛮で残虐な国なのだ。著者が小さい頃抱いたのは、屈辱感と怒りだったという。そして、原爆投下や東京裁判は戦勝国による復讐以外のなにものでもないと断言している。当時の白人社会の驚きを、猿の惑星という映画と同じだったと記している。愚生も猿の惑星を見て、猿が人間を支配するなど、考えられないと思った。大日本帝国は、日露戦争に続き、英・仏・蘭・米の支配するアジア植民地から占領軍を駆逐し独立解放を進めたことが、そう映ったのだろう。しかし、猿の惑星とは、いい喩えだ。そこまで差別されていたとは知らなかった。日本人が忘れてしまった事実と誇りを取り戻してくれる見方だ。そして、今後の日本政府の、未来に向かって努力すべき具体的方向性も示している。ところで、米国大統領は、アフリカ系のオバマだから、世の中も変わったものだ。

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2014年8月30日 (土)

朝日新聞に公共の電波は納得がいかない。

Imgres 子会社に出向した昔の上司S氏が、問題があれば自分が全責任を取ると偉そうに言っていた。サラリーマンは、金があるわけでもないから、会社に損失を与えても弁済などできない。責任を取ると言えば、せいぜい退職するくらいだろう。責任という言葉を、ずいぶん軽く使っているので、訝しげに見ていた。その後、子会社の業績が傾いたため、専務だったS氏も、自分もあとから辞めると言って、部下に退職を勧めた。部下の面々は、仕方なく忍気呑声の思いで希望退職に応じた。彼らは、馬鹿な上司と会社に見切りをつけた決断だったのだろう。S氏は、後から辞めるのかと思っていたが、本社のF社に戻ってきた。業績が傾いたのは自分のせいではない。自分は、辞める必要などないと開き直って、貶められても本部長付として、最後までF社にしがみ付いていた。傍から見ていて、生き様の醜さに辟易した。大企業の役員といっても、しょせん資本家ではない。大木にしがみ付いている蝉のようなものだ。時間の許す限り樹液を吸い尽くして去っていく。零細企業の資本家社長の方が、はるかに倫理観がある。ところで、政治家の結果責任を厳しく追求する朝日新聞は、従軍慰安婦に関する記事の誤りを認めた。しかし、間違った報道をして、国益を損なった影響については、全く反省をしていない。そして、恣意的な嘘を報道した責任を取ろうともしない。報道の自由などと偉そうなことを言って、恥も外聞もなく書きっぱなしの無責任な態度に、マスコミ報道の倫理観と信憑性を疑う。平素、軽々しく使ってきた主張を、自らには当てはめない身勝手さには、呆れてものもいえない。朝日新聞関連会社に、公共の電波を割り当てることは、納得がいかない。

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2014年8月29日 (金)

福井県を陸の孤島にしたのは、

Hokurikusinkannsen 北陸新幹線が、2015年3月14日に開業する。最速列車は「かがやき」、各停が「はくたか」となる。東京-富山が、2時間8分、金沢が2時間28分に短縮される。愚生が田舎にいたころ、寝台列車を使わずに東京に行くには、信越線回りの「白山」、上越線回りの「はくたか」だった。はっきり覚えていないが、6時間半くらいかかったと思う。途中の碓氷峠は、牽引機関車を繋ぐため、停車時間は長かった。そのため、停車駅の横川で釜飯を買った記憶がある。その後、ほくほく線経由で越後湯沢から上越新幹線に乗り換えるルートができ、3時間半程度に短縮された。しかし、風や雪で遅れや運休が多く、冬季はあてにならない。富山空港が拡張され、ジェット機が乗り入れ、1時間程度でいけるようになったため、料金は高いが、商用を含め飛行機しか使わなくなった。上越新幹線が、開通したのは1982年だから、遅れること33年だ。利権政治家が蔓延ると、非効率な公共投資が優先される。わずか百数十万人しか住んでいない、下越(新潟)・中越(長岡)で行き止まりの上越新幹線(上越地域へ行くには、北陸新幹線)など後回しでもよかった。北陸新幹線を優先させて米原まで伸ばしていれば、東海道新幹線のバックアップや輸送力の補完にもなった。これに横槍を入れた田中角栄は、日本を蝕んだ利権政治家だ。今の新潟県知事は、他県の迷惑など考えない姿勢だが、これも新潟県民気質なのだろうか?鹿児島や青森まで新幹線が通っているのに、北陸三県の福井は、金沢-敦賀(開業2026年春ごろ)だという。福井県は、空港もないため、日本で最も東京から遠い地域だ。こんなに福井までの開業が遅れるなら、2027年のリニア中央新幹線が名古屋まで開通するのに併せて、米原-福井間も同時に作って頂きたい。そうすれば、相互乗り入れで、大阪-米原-福井-金沢-富山-長野-東京と東海道新幹線の補完にもなる。北海道や長崎への新幹線建設など急いでも、札幌や長崎から東京へ行くには、飛行機しか使わないだろう。福井県を陸の孤島にしたのは、政治家の責任だ。

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2014年8月28日 (木)

来世、過去世、転生

Ec03_ph01 50歳に入ったころ、人生とは何か?来世、過去世、転生などに興味を持ち、半信半疑で関連図書を読み漁った。M市立図書館にあった本は、斜め読みだが、だいたい目を通した気がする。当時、勤め人をしていたストレスからの欲求だったのだろうか?サイキッカーやキューブラ・ロスの著書を含め縋るように読んだ。その著書の中に、日本エドガー・ケイシーセンターの光田秀氏、モンロー研究所オフィシャル・スポークスマンを務める坂本正道氏不思議研究所の森田健氏など、霊的に触発され、その分野の普及や調査をしている人がいた。愚生のような凡人と違い、霊的に数段上のひとたちだろう。長年勤め人をしていた愚生には、彼らの奔放とした生き方は、羨ましかった。世の中のほとんどの人は、俗世間で自ら作った価値観に縛られ、それに浸って葛藤している。滑稽だと、他人のことは笑っていても、その範疇に自分もいることに気づく。この年になって、人生を振り返れば、当時は重大なことだと思って悩んでいたことも、取るに足らないことが多い。そして、何十年かぶりに、学友と会うと彼らの人生観が透けて見える。還暦を過ぎた後の身の振り方を、自分に納得させながら勤め人を続けようとする姿は痛々しい。愚生のように、全くその気がない輩は、多少救われた気がする。そう思うと、棺桶までの間、もう一度、霊的世界に興味を持って見ようかと思う。本棚には、当時買った本やCDが溢れている。

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2014年8月27日 (水)

韓国は近くて遠い国

Imgres 韓国キムチの輸出額が先月まで21カ月連続で減少した。市場関係者の話では「輸出不振は、キムチ全体の輸出の73.7%を占める日本市場での苦戦が原因だ」という。韓国へ行く旅行者の減少は、知っていたが、キムチやマッコリまで、大きな影響を受けていた。今回の減少は、韓国という国への不信が一番の原因だろう。朴槿恵大統領の度重なる日本批判や戦後保障を含め、日本人に韓国は信用できない国だと見透かされたことだ。韓流ブームに陶酔していたお婆さんたちも、目覚めたことで、狂乱的な反日の実像がわかってきた。食の安全に関しても、中国産は大腸菌検査をして輸入されている。一方、息を吐くように嘘をつく国からの輸入品(韓国産)は無検査で日本に入る。中国産も問題だが、韓国産と違い恣意的な混入まではない。韓国人は、いまだに虫下しを常時飲むのが習慣だというから、ツバ混入キムチなど普通の感覚の日本人は、食べる気がしないのだろう。最近、近くのスーパーでも韓国海苔を売っていたが、いつまでも棚に置いてあると思っていたら、ゴミ箱に捨てられていた。さらに、「衛生面で不安」と「韓国嫌い」が多くなったことから、韓国料理店もいつの間にか廃業している。愚生が、韓国に最初に行ったのは、ソウルオリンピック前の1980年代だった。その当時から、韓国では、日本人客の料理にはツバを入れられるという噂はあった。そして、タクシーにしろ、飲み屋にしろ、日本人だとわかると法外に吹っかけるので、現地人と行ったことを思いだす。以前、韓国は近くて遠い国と呼ばれた。最近の韓国の異常さを見るにつけ、やはり自分たちとは価値観が違う人たちだとつくづく思う。

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2014年8月26日 (火)

韓国とういう国を再認識すべきときだ。

Image 韓国検察は、産経新聞の加藤達也ソウル支局長を名誉毀損容疑で起訴する方針を決めた。不倫相手といわれたチョン・ユンフェ氏が、旅客船セウォル号沈没事故当日、朴槿恵大統領と“秘線”(まぐあい)のため大統領府を訪問してなかったという事実からだ。産経新聞は、日本人読者向けに、朝鮮日報のコラムと韓国証券業界の話を引用して、朴大統領の私生活疑惑を報道した。これが、朴槿恵大統領の逆鱗に触れたらしい。大統領批判の記事を書いたことへの報復だろう。しかし、産経新聞に言わせれば、ソース元の朝鮮日報への責任を問わないという韓国検察の姿勢は、片手落ちだと腹が立つだろう。そもそも、朴槿恵というひとは、従軍慰安婦問題でも、息を吐くように海外で日本批判をする。そして、韓国立法府は、遡及法を国会で作るような国だ。三権分立した、近代的な法治国家ではない。日本人は、このことを改めて認識するべきだ。イスラム国であれば、イスラム法で処罰される。韓国であれば、中国と同様に、時の権力者の意向で罰せられる。日本人は、韓国という国が、民主主義国家で価値観が等しい日本や欧米諸国と違うことに気づくべきだ。今回の事件が、北朝鮮で起きたなら、誰も驚きはしないだろう。報道機関を含め日本人は、韓国とういう国を再認識すべきときだ。

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2014年8月25日 (月)

「なめくじ男」の権力闘争

Search やっと政治が安定してきたと思ったら、自民党でまたいつもの権力闘争が起きてきた。「ポスト安倍」の筆頭に挙げられている石破幹事長が「安全保障法制担当相」の提案を拒否するという。来年9月に行われる自民党総裁選挙に出馬する準備を進めるためだ。石破幹事長の側近たちは、安倍首相が主導する政局運営に不満を持つ議員たちを集めれば、総裁選で勝てると判断しているためだという。国内外で問題山積のときに、自分が首相になりたいことが最優先で、政権に協力しないという態度は、民主党の面々と同じだ。平生、立派なことを言っていても、浅ましい限りだとがっかりさせられた。政治家とは、この程度の連中の集まりなのだろうか?国難に当たって、政治を安定化させることが、国民に責任を負う与党の政治家ではないか?支那・朝鮮を利する「なめくじ男」の言動には呆れて物も言えない。

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2014年8月24日 (日)

「ハマチ」とは、ブリの養殖魚

Images 愚生の田舎は、寒ブリで有名な地域だ。夏には、体長40センチ前後のブリの子「フクラギ」を美味しく食べた。ブリほどは脂が乗っていなく生臭いが、身がしまっていてうまい。北陸の氷見漁港では、フクラギの呼称を購入先の呼び名で出荷する。関東では、ブリは「ワカシ(35cm以下)→イナダ(35-60cm)→ワラサ(60-80cm)→ブリ(80cm以上)」という呼称だ。日経新聞には、北陸では「ツバイソ→コズクラ→フクラギ→ハマチ→ガンド→ブリ」とあったが、愚生が田舎にいた40~50年前は、ハマチという呼称は聞き覚えがない。当時は、「ツバイソ(35cm以下)→フクラギ(35-60cm)→ガンド(60-80cm)→ブリ(80cm以上)」という呼称だったと記憶する。そして、「ガンド」と呼ばずに、ブリかフクラギの仲間で呼ばれていたと思う。記事を読むまで「ハマチ」とは、ブリの養殖魚で、採算性が合う大きさで出荷された魚だと思っていた。愚生の幼少期は、ブリは高級魚だった。そのため、ブリは貰い物でしか食した記憶がない。ガンド(大きなフクラギ)など、口にしなかったため、知らない呼称だったのかもしれない。フクラギとは、富山では「ふくらはぎ」からきた呼称だといわれていた。そして、ブリは、出世魚といって縁起が良いとされていた。愚生宅でも、母が、今日は「きときと」なツバイソがあったといって煮物にした。ツバイソは、傷みやすいので、地元で消費されたためか、よく食卓に出された。「きときと」という言葉は富山・石川の方言で、新鮮な魚に使われたと思う。数年前から、富山空港が、わざわざ「富山きときと空港」と呼ばれている。そういう呼称にするなら、「宇都宮だんべ駅」「水戸ダッペ駅」としても、おかしくない。ところで、愚生は、北陸で育ったせいか、暖流の魚は食べなかった。そのためか、カツオやマグロの赤身(トロは除く)は、美味しいと思ったことはない。生臭さが、鼻について、わさび醤油でないと食せない。そして、関東に来ていちばん驚いたことは、「ホッケ」を食べることだ。初めて食べた時に、こんな不味いものを、よく食べると感心した。しかし、経済状況からか、歳を経た今では、喜んで食することができるようになった。人は、環境に順応して生きるものだと、つくづく思う。

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2014年8月23日 (土)

親より先に死ぬ以上の親不幸はない

011229_005 土曜日の朝は、いつものように田舎の母に電話をかけた。一人暮らしをしていたが、今はケア施設に入っている。都会生活になれた息子は、母の介護のために田舎に戻ることなど、頭の中にない。郷里の市役所は、ときどき田舎に戻って生活した人の事例を送ってくれるが興味はない。母同様に、その地域に長く暮すと、住めば都になってしまう。出身地というだけで、雪深い田舎生活など経験したいとは思わない。子供の頃は、母の話を傾聴していた。しかし、この歳になって母を見ると、つくづく「極楽トンボ」に生きてきたと思う。「おのぼりさん」の愚生と違い、母は田舎の裕福なお嬢さん育ちだった。婿取りで舅もいなく、住宅ローンや勤め人の悲哀とも無縁だった。そのためか、人の言うことは聞かずに、思ったことを、上から目線で口に出す。聞いている愚生の方が、はらはらすることが多かった。後ろ盾だった親父が死んでから、ひとは利害関係で動くことを知ったようだ。母には、いろいろ世話になったと感謝はしている。しかし、この歳になってからも、余りに距離を詰めた批評には、辟易することも多い。今朝も、我慢して聞くのも修行と思い、適当にあいづちを入れ、電話機を握り締めていた。そこで、歳をとったものは、次々と死んでいかなければ、世の中は廻らないと説教された。達観した見方は、敬服に値するが、本人に適用することは、考えていないようだ。母とは歳の差が26歳だ。「親より先に死ぬ以上の親不幸はない」と叱責されても、最近は自信がなくなってきた。

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2014年8月22日 (金)

自己満足で、もはや投資ではない

Search_2 投資家は、損をするのが嫌だ。儲けようとして投資するのだろうから当たり前だ。自分が上がると思って買った不動産(土地・マンション)や株・投資信託の価格が気きになる。値下がりすると、何とか理屈をつけて自分を言いくるめ、損失を先送りしたい心理が働く。投資家は、今の市場評価ではなく、自分が買ったときの価格を基準に売却を判断しがちだ。換金性のいい株や投資信託なら、持ち続けることにこだわらず、さっさと売って損を確定する方法もある。そうすることで、取り返しがつかないような大損はしない。ところが、土地神話で不動産を持っている人には、こうすることはできなかった。1985年から1991年で、5倍に上がった土地価格(例千代田区住宅地)は、一転して2007年には高値から1/5に下げた。最近東京では、やっと横ばいになったようだが、地方では未だに下げ止まらない。自宅なら、車や衣類と同じ消耗品の使用料だと言って納得するが、投資用不動産としてもっている場合は、歯がゆい思いだろう。個人で売買した場合は、業者間取引きより、少なくても3割は高く買っている。古くなった中古マンションなど、入居者が見つからないだけでなく、修繕費や管理費まで負担させられる。売却しようにも、売却希望額はあっても、取引事例はない。そして、取り壊し対象になっている「新耐震基準が導入された1981年(昭和56年)」以前に完成した建物など購入するひとはいない。あたりまえだが、中古戸建て住宅の上物同様に、一般的な築35年を過ぎたマンション物件にも不動産価値があるとは思えない。おまけに、マンションでは更地価格の査定もできないから踏んだり蹴ったりだ。知り合いに、バブル期にマンションを一棟建てしたり、借金をして個室を購入した友人がいる。彼らが、今尚保有しているのは、大損しているため清算すらできないからだ。女性が、質屋で購入価格の十分の一でも取ってくれないダイヤモンド石を、着けているのと同じだ。つまり、自己満足にお金を払ったので、もはや投資ではなくなっている。
愚生が肝にて銘じていることは、・・
・不動産は自宅以外に持つべきではない。
・不動産投資は、REITや投資信託経由ですべきだ。投資先は、少子高齢化の日本より、安定な成長を期待できる米国市場にすべきだ。
・株の購入は、長期保有を前提に高配当銘柄にすべきだ。
・宝飾品が欲しいなら、18金の地金価格になるべく近いものにすべきだ。
参考:バブル前後の地価

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2014年8月21日 (木)

半分程度だけ米ドルで持っている。

Image 今朝、ベッド脇に置いてあるスマホを見ると、円相場は、1ドル=103円台後半になっている。日経新聞には、円高に傾くたびに断続的に出る円売りの厚さが「円高派」の意欲をそいでいるとある。理由が見当たらないといっても、こんな論理を鵜呑みにする気にはなれない。大口の円売り注文は、「ゆうちょ銀行とかんぽ生命保険」の対外投資の拡大が原因だという。公的マネーの外債や外国株投資に伴い、今後少なくとも約11兆円の円売り圧力が生まれるという。これは、2013年度の貿易赤字に匹敵する規模だ。誰しも知りたいのは、「円安はどこまで進むのか?」ということだ。年内に110円台まで円安が進む可能性もあるというが、先のことはわからない。現状を整理すると、投機筋の円売りは、必ず買い戻しが入るため短期の為替には影響するが、俯瞰すれば全く影響はない。円が売られる理由を考えれば、貿易収支、証券投資、直接投資がある。直接投資はともかく、貿易収支は13兆円の赤字、証券投資は11兆円の円売り圧力だという。ただし、為替ヘッジ比率が不明なので、証券投資の円売り圧力の影響は定かでない。また、個人が海外投資信託を購入する場合は、ほとんどが為替ヘッジなしだ。愚生と同じで、大きなリターンを得ようと思えば、円安局面で為替差益も魅力だからだ。いろいろ頭を廻らしても、いっこうに答えは出ず、要するにわからない。やはり、「神のみぞ知る世界」のようだ。金投資の著名なアナリストは、必要資金以外は、すべて米ドルで持つといっている。そう聞いても、愚生のような、先が見えない者には判断はしかねる。しょうがないので、欲ボケしないことが、最善のような気がして、わずかな資産を半分程度だけ米ドルで持っている。

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2014年8月20日 (水)

定年退職し、退職金で投資デビュー

5155625_2 日経新聞に、定年退職し、退職金で投資デビューする危険性の記事があった。要約すると、定年退職後も長い人生が続くから、預貯金だけに頼らず株式や投信を一定割合持っておくことも必要だ。サラリーマンにとって退職金は、まとまった大金を手にする唯一の機会だ。そして、元手があるだけに舞い上がった心理状態で投資判断する恐れがある。結果が良かった場合は自分の力で、うまくいかなかった場合は周りの環境のせいだと思い込むため、往々にして高値掴みをし、大切な退職金を失う羽目になる。人間は経験から学ぶ。泳いだことのない人がいきなりボートから海に飛び込めば、一時は波に乗ってうまく泳げるように見えても、いずれおぼれてしまう可能性が高い。つたない愚生の経験からも、記事の内容は、非常に納得させられる。株が上がっている時は、時価総額が脹らむから誰でも儲けられる。しかし、下がっている時は、神様しか儲けられない。なぜかと言えば、全体のパイが小さくなっているのに、そこから自分だけ大きく取るなど至難の業だ。株価が下がると思っているひとが多いから、売りが出て株価は下がる。そこに買い向うことは博打だ。市場の予想通りなら大損する。勝つには、市場の予想が間違っている時に、自分の予想が当たることだ。また、儲ける時も、市場予想が上向きな時に、早々に手じまい売りを入れ利益を確保することだ。こうみると、どちらも容易なことではない。つまり、素人が株をやれば必ず損をすることになる。愚生の経験から得た知識だが、誇るようなものではない。それだけたくさん失敗をして、学んだということだ。日経新聞には、「少しずつ勉強しながら投資経験を積んでいくことだ。」とあるが、失敗を積み重ねて学べといわれても答えにはならない。それでは、どうすれば、いいのだろうか?愚生は、投資環境を俯瞰することが重要だと考える。今なら、米国景気は回復基調だ。そして、当面円高はない。米国株式は、今後も緩やかな上昇をするだろう。そう思った愚生は、早々に日本株式市場から退場して、円を米ドルに替えて、米国REITに投資した。そして、分配金を使いながら、多少ゆとりのある老後を暮らせばいいと考える。強制的に一部を売却するため、不幸にして暴落した場合でも、損害は少ない。俯瞰した環境が続けば、運用成績はいいだろう。打ち出の小槌のように分配金が出て元金は減らない。儲けようとしないで、手元資金を計画的に使い切るくらいの気持ちが重要だと思う。

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2014年8月19日 (火)

法王も噛み砕いて説教された。

  Images ローマ法王フランシスコは、訪韓最終日のソウル明洞聖堂で、最後の説教をした。法王はミサで、 「ペテロが神に尋ねた。『私の兄弟が私に罪を犯せば何回許さなければいけませんか。7回までしなければいけませんか』。イエスはこのように答えた。『7回ではなく77回でも許さなければいけない』」(マタイ福音18章21-22節)、続いて「主の祈り」を引用し、「もし我々が過ちを犯した人々を許す準備ができていなければ、どのように平和と和解のために正直な祈りを捧げることができるだろうか」と述べた。ローマ法王は「何も残さず許せという命令を通じてイエスは全的に根源的な何かするように我々に要求する」とし、容赦こそが和解につながる扉だと述べた。 この聖句は、クリスチャンなら誰でも知っている有名な箇所だ。キリスト教の基本は、「許し」だ。なぜなら、ひとは原罪があるからだ。ここまで、噛み砕いた初歩的な説教をしなければならないほど、韓国のキリスト教は、脆弱で根付いていないようだ。法王は「これこそ私が韓国訪問を終えて残すメッセージ」と述べたと言うから、困った国民だと思われたに違いない。愚生の8月15日のブログで、この聖書の箇所『7回ではなく77回でも許さなければいけない』と「主の祈り」を引用して、キリスト教と相反する韓国文化に意見した。法王も同様の主旨のメッセージを発せられたことには、有頂天な驚きと、愚生自らの驕りを覚えた。

http://iwamigin.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/post-54da-1.html

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2014年8月18日 (月)

韓国メディアは、法王の真意を伝えよ

Imgres 韓国訪問中のローマ法王は、アジア各国の主教らを対象に、「対話」の重要性を訴えた。法王は、「さまざまな文化が生まれたこの広い大陸で教会は柔軟性を発揮し、対話と開かれた心で福音を証言することを求められている」と述べた。キリスト教では、ひとには原罪がある。「蛇にそそのかされたイブとともにアダムが神にそむいて禁断の木の実を食べたことが旧約聖書創世記に記されている。アダムの子孫である人間は生まれながらに罪を負うとされる。」イエスの最初の弟子ペトロは、イエスなど知らないと3度も嘘を言って逃げ出した。聖書には、聖人の筆頭であるペトロでさえ、こうした「ひとの弱さ」があることが、記されている。カトリック教会では、懺悔することにより罪を犯しても許される。これは、イエスの赦しの教えから来ている。聖書の中にも、「敵を愛し、迫害するもののために祈れ」とある。法王は、キリスト教徒の多い韓国で、初歩的な「対話」と「福音(隣人愛)」を改めて強調された。このことを韓国メディアは、なぜ噛み砕いて国民に報道しないのだろうか?朴槿恵大統領の「千年恨む」という発言は、キリスト教を全く解っていない。韓国キリスト教徒も、名ばかりの信者ばかりではないだろうか?そういう愚生も、理解していても、言動がともなわないから、同罪なのだろうが・・・・

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2014年8月17日 (日)

煙が目にしみる、芸能人将棋決戦

Url 昨晩、芸能人が3対3で対決するバラエティーの第2弾「将棋ウォーズカップ~芸能界最強決定戦~2」がBSフジで放送された。
出演者 は、
■ つるの剛士 、加藤歩、伊藤かりん
■ ジェームス三木 、石田純一 、根岸愛
スペシャル解説:加藤一二三九段
この中に、懐かしい名前があった。ジェームス三木さんと言えば、「煙が目にしみる」という脚本が有名だ。将棋ファンの愚生は、将棋奨励会員の厳しさを、このドラマからつくづく痛感させられた。そして、ジェームス三木さんは、桜田順子、ジュディオング、泉ピン子、沢口靖子?などととの交友関係を、日記に綴っていたことでも話題を提供した人だった。一方、つるの剛士さんは、NHK将棋講座で、おなじみの芸能人だ。伊藤かりん、根岸愛、加藤歩、石田純一さんは、初手から定跡を外していたので、それほど将棋は、真剣には指されていないのだと思った。大将戦のアマチュア三段のつるの剛士と芸能界最強とも言われる脚本家、ジェームス三木戦に期待したが、がっかりさせられた。「アマチュア四段は、将棋のドラマを書いて頂いたご褒美」と謙遜する三木さんが、圧勝した。矢倉棒銀対三間飛車だったが、つるのさんの八8角の悪手で、将棋は途中で終ってしまった。将棋講座の詰将棋などを見ていて、つるのさんは、もう少し強いのかと思っていたが、あの悪手はひどすぎる。本人も恥ずかしくて、悔しくて、眠れなかっただろう。勝った時の、爽快感に比べて、負けた時は、惨めなものだ。10分切れ負けのルールは、結構きついのかもしれない。ところで、アマチュアの段位など、お花の免状と同じだ。実力というより、将棋を嗜んだかどうかが分かる程度のものだ。愚生も、実力以上の段位を日本将棋連盟からいただいたため、品位をけがさないために、パソコン将棋ソフトとしか指さなくなった。つるのさんには、精進して頑張って頂きたい。

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2014年8月16日 (土)

鳥⚫️俊太郎は、おバカテレビタレント

Search 昨日は、終戦記念日だった。NKKでも日本の安全保障に関する識者の討論が行われていた。 愚生には、5人の識者と1人のうつけ者という討論に見えた。鳥⚫️俊太郎、本人は、ジャーナリストだと思っているようだが、愚生の目には、おバカテレビタレントにしか見えない。新聞社や週刊誌で働くと、どうしてこのような粗悪な人材が育つのだろうか?朝日新聞の従軍慰安婦の捏造も同様だが、世間を煽ることが仕事だと勘違いし、責任を取るという姿勢がない。間違った報道は、大々的にしても、訂正は隅に見えない程度しか掲載しない。このような環境で仕事をすると、自分が世の中と大きく乖離していることが分からないようだ。昨晩の番組を、ビデオで何度も見て反省して頂きたい。議論に加わる以前の問題だ。少なくとも、議論の前提や、事実からの論理立てが全く出来ていない。初等教育を受け直せと言いたい。ところで、終戦記念日は、韓国では日本からの解放記念日だ。ずいぶん昔、時間が取れずに終戦記念日に韓国へ出張した時に、なんでこんな日にと、苦情を言われた。朴槿恵大統領は、光復節に「これまで韓国政府は日本の指導者たちに正しい歴史認識を促してきた。このような問題を正しく解決した時、韓日関係は堅実に発展するだろう」と日本批判を繰り返した。歴史認識とは、各国で自国に都合のいいように教える。韓国が教える歴史など、史実とはまったく違う。為政者の事情があるからだろう。物事は、多面的な切り口がある。しかし、自国の間違った歴史認識で、他国の歴史観を変えろという国は韓国以外にない。鳥⚫️俊太郎同様、朴槿恵大統領もおバカタレント並なのだろう。呉善花拓大教授が言うように、韓国とは、付き合わないことが、日本にとって最善の選択肢だ。

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2014年8月15日 (金)

フランシスコ法王の韓国訪問

C5ea723f ローマカトリック教会のフランシスコ法王が今日から18日まで韓国を訪問する。韓国は人口の内、(22.8%が仏教徒で)18.3%がプロテスタント教徒、そして10.9%がカトリック教徒というから、3割以上がキリスト教徒だ。訪韓する法王に、記念として慰安婦の絵を贈るという。愚生は、名前だけのカトリック教徒だが、罪の許しについてマタイ福音書18章21節~35節を思い出す。ある時ペトロがイエスのところに来て言った。「主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯したなら、何回赦すべきでしょうか。七回までですか。」イエスはお答えになった。「あなたに言っておく。七回どころか七の七十倍までも赦しなさい。」そして、自分からそれを説明された。「そこで、天の国は次のようにたとえられる。ある王が、家来たちに貸した金の決済をしようとした。決済し始めたところ、一万タラントン借金している家来が、王の前に連れて来られた。しかし返済できなかったので、主君はこの家来に、自分も妻も子も、また持ち物も全部売って返済するように命じた。家来はひれ伏し、『どうか待ってください。きっと全部お返しします』としきりに願った。その家来の主君は憐(あわ)れに思って、彼を赦し、その借金を帳消しにしてやった」(マタイ18章21-27節)。この家来は、借金を帳消しにしてもらったから、自分も妻も子も、また持ち物も売らずに済み、そのまま新しい出発ができることになった。それは、主君がその家来を憐(あわ)れに思って、赦し、借金が無かったことにし、具体的には借金を、「帳消し」、「御破算」にしてくれたおかげである。「あなたがたの一人一人が、心から兄弟を赦さないなら、わたしの天の父もあなたがたに同じようになさるであろう」(マタイ18章35節)イエスの結びの言葉だ。キリスト教会では、「主の祈り」を必ず唱える。「わたしたちの罪をおゆるしください。わたしたちも人をゆるします」という箇所がある。キリスト教をひとことで言えば、「隣人愛」だ。ところで、カトリック教徒だという、朴槿恵大統領は、独立記念パーティーで「1000年経っても日本を恨む」という演説を行った。どうも、洗礼を受けたキリスト教徒であることは事実だが、宗教としてのキリスト教とは無縁のようだ。キリスト教徒なら、このような発言をすることは、神の冒涜にあたる。韓国民は、諸手を挙げてフランシスコ法王の訪韓を歓迎している。しかし、日本に謝罪を求め続ける似非クリスチャンの韓国キリスト教徒にとって、法王の福音は、必ずしも耳障りがいいとはいえない。

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2014年8月14日 (木)

大病院へ行く患者の抑制では効果はない

Top_mainimage 紹介状を持たずに大病院に来る患者が窓口で払う負担額は、通常より高い。理由は、大病院に軽症の人が集まると、大病院が救急など本来の役割に専念できなくなる。そして、日本医師会は高額な料金を負担する案を支持している。そうすれば、大病院に行く人は減り、近所の町医者を受診するようになるため、医療費の増加を抑える効果がある。はたしてそうだろうか?ここで、よく考えなければいけないのは、町医者とは商売人だ。彼らは、金儲けのために、医療行為をやっている。一方、市民病院などは必要以上の医療行為は行わない。そして、医師もあるレベルを超えていることは疑いない。愚生の住む東京郊外のM市にも、大きな市民病院がある。もちろん、人口も多い地域のため多くの個人病院もある。競争も激しいのだろう。外科しか経験のない医者が、専門外の内科の看板を掲げて営業をしていることも多い。大病院は待たされて時間ロスが多いが、頻繁な通院や不要な治療はしない。そのため、トータルでは、時間も料金も非常に効率的だ。愚生の身近な例だが、町医者の眼科に通院していた時は、毎月通わされた。市民病院に通院してからは、年1回の検査でいいという。循環器内科(専門は外科医)の町医者は、月に2回通わされたが、1分も診断しないのに診察料は高かった。市民病院では、440円の診察料金で3ヶ月分の処方箋を出してもらえる。大手のドラッグストアでジェネリック薬を買うため安く済む。その上、通院回数は減ったが、病気の検査結果は格段によくなった。さらに、町医者の整形外科など、院内に業者が詰めていて、数万円もするコルセットを作らされた。医者に倫理観がないとはいわないが、一般人と同じだろう。営利業者だから、企業と同様に費用対利益率が最高になるような医療行為をする。町医者に患者を多く廻せば、非効率な医療行為が増え、医療費の増加を抑える効果はない。更に問題なことは、お盆の頃は、公的な市民病院と違い休みである。自由経済の中で、いつ自己責任で休もうと医院の勝手だ。昨日、かみさんは、調子が悪いといって、耳鼻科を探したが、どの医院も休みだった。市民病院は、2700円多く払えば、診てもらえるとのことで、本日行くことにした。日本の医療費抑制は、大病院へ行く患者の抑制では効果はない。公的な診療機関を増やすことと、70歳以上の医療費も3割り負担にすることだ。

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2014年8月13日 (水)

クロマグロの完全養殖

Search 昨日、腹痛で脂汗がでた。今まで経験がなかったことなので、そろそろ老いが進んだのかと思った。原因を思い浮かべるが、通常と変わったものは飲み食いしていない。火を通さずに食べたものといえば、イカの刺身くらいだ。客層の悪い激安店で買ったイカだから、鮮度も悪かったのだろう。刺身は美味しいが、生ものだけに注意しなければと思った。ところで、近畿大学では、世界で初めて卵からの完全養殖に成功した。近大は、そのマグロを使って、大阪・キタと東京・銀座で料理店を営業している。味についても、一流の料理人からの評価も受けているという。当初、稚魚から幼魚にする生存率23%だったという。しかし、飼育環境や飼料、輸送法で品質管理を徹底することにより35%を実現したという。そのカイゼン点は、稚魚の海上輸送、円形枠の生け簀、自動給餌機など、数多くあるようだ。企業の手にかかれば、マグロの量産化は、漁業というより、工業製品の品質管理に近い。トヨタグループ(豊田通商)のカイゼン手法は、漁業の場でも、いかんなく発揮されているようだ。日本の持つ技術力の高さに安心した。ずいぶん昔の話だが、F社の明石工場の工員が、仕事がないのでトヨタ自動車のラインで働かされた。F社だと、煙草を吸う暇があったのに、トヨタではトイレに行く暇もなく、帰ったら疲れて寝るだけだったという。また、愚生も、トヨタへの障害説明で、与えられた時間は30分、資料はA3一枚だけという厳しいものだった。儲かっている企業は違うと、つくづく感心した。漁獲規制が強まるクロマグロだが、「食の安全」まで考慮すれば、完全養殖モノは安心して食べられる。そうはいっても、愚生の行き付けの激安店では、お目にかかることはないだろう。

 

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2014年8月12日 (火)

写真を見て、胸が熱くなる。

05rimg20581 先日、衝動買いしたドメイン「○○p.tokyo」を使って、個人的なウェブページを作ろうかと思った。今は亡き愛犬、隠居猫が小さいかったころ、勤め人をしながら趣味で野菜つくりをしていた頃の写真をパソコン・ファイルから覗いた。デジカメ時代となり、銀塩フィルムに比べ撮影コストが、かからなくなった。そのせいか、やたらと撮った写真の枚数が多い。克明に撮られた写真を見て、その時々の自分を思い浮かべると、胸が熱くなる。子供と成長期をともにして、何時もあたたかく癒しを与えてくれた愛犬には、感謝の気持ちでいっぱいだ。私にも、目の前で死ぬ瞬間を迎え、死という現実を教えてくれた。今も欠かさずに、庭に作った墓を草花で飾っている。また、土地を購入し、底地を総入れ替えして、数年かけてやっと畑にした頃の、浮かれていた自分も思い出す。もう一度やれといわれても、その時の熱い思いはない。当時は勤め人で、不快な人間関係など忘れ、没頭できる畑作業は愉しかったからだろう。そう思いながら、後ろを振り向くと、大猫がかみさんの布団の上で、気持ちよさそうに寝返りをうっている。子猫のころは、本当に可愛かったと思いながら、眺めていると、かみさんに注意されたらしく、すごすごと引き上げていった。

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2014年8月11日 (月)

韓国社会を見聞すれば大罪ばかり

Images カトリック教会は、人間を罪に導く七つの大罪を定める。傲慢、貪欲、嫉妬、憤怒、貪食、肉欲、怠惰の七つだ。教会員でなくとも、ブラッド・ピット、モーガン・フリーマンが出演した映画『セブン』(デヴィッド・フィンチャー監督)で、大罪を知っている人は多いだろう。一方、インド独立の父マハトマ・ガンディーは、「七つの社会的罪」として、次の七つを指摘した。「理念なき政治」、「労働なき富」「良心なき快楽」「人格なき学識」「道徳なき商業」「人間性なき科学」「献身なき信仰」だ。いすれも、納得させられる社会的罪悪だ。セウォル号沈没事故の時だったと記憶するが、ローマ法王は「韓国民は、倫理的に生まれ変わることを望む」とメッセージを発せられた。昨今、韓国社会を騒がせている一等兵暴行死亡事件やセウォル号沈没事故。さらに、ベトナム人大虐殺、韓国政府の米軍慰安婦の黙殺、朴槿恵大統領の不倫疑惑に対する産経新聞への弾圧など、法王が指摘する倫理観欠如の証だ。韓国では、大統領が退任後、本人や親族から必ず逮捕者を出す。自分の公的地位を金儲けの手段に使ったからだ。ガンディーの社会的罪を韓国社会に当てはめれば、「理念なき政治」朴槿恵大統領、「労働なき富」両班気質、「良心なき快楽」妓生に由来する売春大国、「道徳なき商業」コピー商品で稼ぐ韓国企業とすぐに思い浮かぶ。韓国は、人口の50%以上がキリスト教信者という国家だが、盗んだ仏像さえ返さないくらいだから「献身なき信仰」とは無縁だろう。韓国社会を見聞すれば大罪ばかりが目に付く。

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2014年8月10日 (日)

朴槿恵大統領の不倫疑惑

Gazou1 産経新聞のソウル支局長に韓国検察から出頭要請があった。要請理由は、「大統領の名誉毀損」だそうだ。産経新聞のウェブサイトに掲載された記事が、朴槿恵大統領の名誉を毀損しているという。告げ口外交の朴大統領に、「名誉なるものがあるのか?」と疑いたいが、好奇心で調べてみた。「韓国政府は、国会答弁で大惨事の当日、7時間にわたって朴大統領の所在が確認できなかった」という事実が、ある憶測を呼んだ。朝鮮日報に掲載されたコラムや公開されている憶測情報を記事にしたことが、名誉毀損に問われた。ソース元の朝鮮日報コラムは、「キム秘書室長(政府関係者)が大統領の所在が分からないといったことは大統領を守るためだ。世間では大統領は当日、某所に秘線と一緒にいた」という噂が流れた。「秘線」とは、難しい言葉だが「秘密裏に接触する人物」を意味する。朝鮮日報コラムを書いた記者は、ある人物を念頭に置いている。その男は、大統領になる前7年間、朴槿恵の秘書室長だった「チョン・ユンフェ」だ。コラムによれば、チョン氏は、離婚手続きで、妻に財産分与を要求しない代わりに、結婚期間中の仕事上の秘密保持を要求したというから意味深だ。つまり、朴大統領が、沈没事故が起こっていた時間に、チョン氏と不倫していたという事実だ。産経新聞を要約すれば、セウォル号の惨事は年増の朴槿恵が、欲情を我慢出来なかったために起こった惨劇という意味にもとれる。記事に対する韓国内の反応は、「本当に事実でないことを望むが、もし事実と確認されれば国家として大恥になる。」「韓国のマスコミに、不可能なことを、海外のマスコミが指摘してくれる・・・我が国が恥ずかしい。」「日本の新聞が何の根拠もなく、推測だけで書くわけがないだろう。本当に秘密だらけの政府だな。」とさまざまだ。日本の週刊誌並みだが、韓国の新聞などこれ以下の低俗な記事は、わんさとある。事実でないなら、目くじらを立てることもないのだが・・・大統領の激怒も理解できないことはない。韓国も、中国同様に言論の自由がないようだ。

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2014年8月 9日 (土)

JPNICの更新料の高さに呆れる

Sample 昨日、国内大手のドメイン登録会社から「.tokyo」ドメイン誕生という紹介があった。更新料金は、「com/tokyo」 920円とあるから高くはない。JPNICの「jp」ドメインは、 2940円とあった。未だに非効率な運用で高いのだろか?gTLDドメイン「com」に比べ3倍以上もする使用料金だ。ずいぶん前に、割高な「jp」ドメインを使用していたが、登録会社(有限会社愉快堂出版)JPNICのトラブルに巻き込まれ「○○○.jp」ドメインが失効した。こちらの過失がないにもかかわらず、先払いした5年分の更新料は返金されなかった。それ以来、JPNICの無責任な対応と更新料の高さに呆れ「jp」ドメインなどやめ、「com」ドメインを使用している。そういうこともあって、米国で管理しているgTLDcom」ドメインしか使用しなくなった。そして「ドメインの名前など、どうでもいい。ウェブサイトは、コンテンツが重要だ」と言ってきた。しかし、田舎出身の愚生には、「.tokyo」ドメインは、ものめずらしさと東京願望も手伝って、「jp」ドメインで失効した「○○○.tokyo」という3文字を検索してみた。公開登録が始まったばかりで、ドメイン取得は可能だったので、朝令暮改で申し込んでしまった。郷愁からか、どうしてもこの3文字「○○○」が気に入っている。しかし、取得はしたものの、今のところ使用するあてはない。

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2014年8月 8日 (金)

キム・ヨナの恋人

Image1 韓国フィギュアスケート選手キム・ヨナの恋人といわれている、キム・ウォンジュン兵長が、軍の合宿訓練地を無断離脱して、タイ式マッサージを受けた事実が発覚した。どうでもいい記事だが、真央ちゃんや日本人選手に悪態をついたキム・ヨナの彼氏なので、興味を持った。わざわざ軍務規律を犯して、タイ女性のマッサージを受ける必要があったのだろうか?キム兵長は「炭酸飲料を買ってくる」と言って、近くのタイ式マッサージ店で2時間サービスを受けたという。日本にも、タイ式マッサージ店はあるが、“ヌアカイ”と呼ばれる睾丸マッサージ後に、タイ女性が指や口、さらに本番で、スッキリさせる店もあるという。有史以来の「売春大国・朝鮮」で、タイ古式マッサージで商売が成り立つとは思えない。日本のマッサージ店以上の、濃厚サービスがあったのだろう。軍当局は、キム兵長を、国軍体育部隊内規に違反したとして、残った軍務期間は一般兵士と同様に勤務させるという。ところで、朝鮮には、「他人の家の火事見物をしない君子はいない」という諺がある。他人事だと思っていたが、愚生も同列の輩だと気づかされ、情けない気持ちになった。

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2014年8月 7日 (木)

投資は全く無駄になったようだ。

Hero ソフトバンクは、米国4位のTモバイルUSの買収を白紙した。米連邦通信委員会から、米国3位のスプリントとの合併承認が認められない場合の補償費用で合意できなかったという。スプリント買収で、3月末の有利子負債は9兆円を超え、年間の利払いは約3000億円以上というから、損益トントンのスプリントへの投資は全く無駄になったようだ。一方、国内ではソフトバンクは、Iphoneや回線とのセット割引でも、au・docomoと同じ土俵となってきた。ところで、携帯電話の初期は、アナログで10秒/10円くらいだったと思う。当時は、高価な携帯電話を持っている人などいないため、車内での通話も可能だった。地方出張時でも、車席から仕事が可能になったため、便利になったと感心した。その後、デジタル化で安価に普及し、車内での通話が禁止となり、メールの送受信をするようになった。そして、今般、スマホの普及で、メール・インターネット検索・音楽プレーヤー・ラジオ・動画などすべてが一つの機器に包含された。デジタルデバイデッドされた人を除いて、全員がスマホを持つようになった。最近は、家電量販大手のビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダ電機までもが、格安スマホに参入した。国内のキャリアで販売されているモバイル機器は、今はSIMロックされている。愚生のように、既にIphoneを持っている者には、海外のようにSIMフリーにして安価な通信サービスのみ提供してもらいたい。国内の3社寡占が生む弊害で、スマホの通信料金はいっこうに下がらない。いつまでも、公共の電波を独占的に使用するキヤリアが高い利益を得る仕組みは問題だ。愚生など7ギガ契約だが、宅内はwifi接続のため3ギガを超えることはない。国内キャリア3社には、半額料金のサービスを提供してもらいたい。いずれ、ソフトバンクの国内利益は圧縮されるだろう。デジタル世界の栄枯盛衰は早い。十数年前のNTTやdocomo、数年前のグリーやデー・イー・ヌエーの株価を見れば、同じことが繰り返されるような気がする。

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2014年8月 6日 (水)

ヒットラーとトルーマンに違いはない

Images 8月6日は、広島に原爆が投下され日だ。十数年前だったと思うが、愚生が勤め人をしていた時に広島へ行く機会があった。仕事の合間に、平和記念公園にいって記帳した。第二次世界大戦中に、米軍は、日本各地に焼夷弾を落とし、多くの非戦闘員を殺害した。しかし、原爆投下は婦女子を含む人を殺傷する目的の無差別攻撃だ。米国が何と言おうが、ホロコーストで未曾有の批難を浴びるヒットラーとトルーマンに違いはない。現時点で、トルーマンが戦勝国大統領という理由で、批難を浴びていないだけだ。先日、来日したイスラエルのネタニヤフ首相夫妻が、皇居・宮殿で天皇、皇后両陛下に会見された。その際、ネタニヤフ首相は、両国には苦難を乗り越えてきた共通点があるとして、「ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)と広島、長崎の原爆」を挙げた。イスラエル首相の見解は、おかしいだろうか?米国市民権を持つ日系2世まで、財産を没収され、居留地へ手荷物一つで強制移住させられた。独・伊・ユダヤ人との扱いの違いは、歴然だ。平和ボケした連中は、何かあれば米国が助けてくれるとでも思っているようだ。歴史を正しく見つめろといいたい。民主党政権時代に、中国漁船の拿捕問題で、外相をしていた前原が、真っ青な顔をして米国に泣きついたことは記憶に新しい。平和ボケした舌先三寸の政治家に、外相など勤まるはずもない。ところで、売国・朝日新聞が過去の従軍慰安婦報道を一部訂正したことについて 石破茂幹事長は「地域の平和と安定、隣国との友好、国民の感情に大きな影響を与えてきたことだから、議会の場での検証も必要かもしれない」と指摘した。「報道の自由」というが、間違った報道で国益を損ねることは、許されるものではない。徹底的に、朝日新聞という売国組織団体を検証すべきだ。朝日新聞関係者の国会招致は、過去に行われた事件同様に必要な処置だ。

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2014年8月 5日 (火)

韓国サムスン電子こけたら皆こけた

Image F社に勤務していた課長時代に、必要経費だといっては、PC/AT互換機を買たり、部品を購入してPCを組み立てた。PC/AT互換機が、日本語環境で使える事になり、一気にPCの価格が下がった頃だ。安い台湾製のPC/AT互換機が普及し、NECの寡占状態だった日本のパーソナルコンピューター市場が終焉した。今スマートフォン市場では、1万円台の中国製のスマホが世界を席巻しだした。中国メーカー6社の世界シェアは、3割にも拡大した。その反動で、最大手の韓国サムスン電子は、大きく業績を落とした。中国メーカーのシェアの急進要因は、台湾メーカーがスマホのシステムLSIを安く供給するからだ。設計図もセットで配布するので、「靴屋でもスマホメーカーになれる」と言われるようになった。PC/AT互換機を、愚生がドラーバー1本で組み立てた時と同様な市場環境になってきたようだ。スマホの市場が成熟してしまえば、鉛筆と同じ扱いだ。パソコンを買う決め手は、価格になったのと同様に安いスマホが求められる。これから普及期を迎える東南アジアや南米などの新興国は、格安スマホの独壇場だ。韓国サムスン電子は、売上高が大韓民国のGDPの22%、株式時価総額は25%、資産は韓国国富の3分の1というから、転覆すれば韓国は沈没する。韓国政府が為替介入を繰り返し、ウォン安環境を作ったことも、韓国サムスン電子の業績を押し上げてきた要因だった。コピーが横行して、音楽市場が成り立たないという特殊な韓国市場だ。著作権意識の薄い国民性は、世界中から特許訴訟で追いまくられている。韓国サムスン電子は、付加価値の薄い組み立てと、大規模投資による量産規模でのし上がって来た。アップルコピーの開発で、実情はコア技術力を持たない張子の虎だ。「他人の家の火事見物を、しない君子はいない」という諺があるほど、自分本位の国民性だ。初代が、死ねば相続争いで企業は雲散してしまうだろう。「韓国サムスン電子こけたら皆こけた」は、時を待たずして来そうだ。

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2014年8月 4日 (月)

ドル・円相場は今年下期にも105円~110円

Image 昨年から、アナリストが予想していた円安は、なかなか進まない。先週発表された、4~6期の米国GDP成長率が、市場予想を上回る4.0%だったことで、円は一時、1ドル=103円15銭に下落した。昨年末は、1ドル=105円程度だったから、今年の年末には、110円という見通しもあった。愚生のような素人は、噂を信じて米ドル預金や米ドル資産を購入して備えていた。ところが、その後いっこうに円安は進まずに、101円~102円台だ。佐々木融氏の著書にもあっが、ドル・円の為替は、日米金利差だという。理由は、いろいろ言われてはいるが、2年もの債券の日米金利差は、0.3%程度の横ばいだったから、ドル・円為替相場も動かなかったということらしい。ところが、先日、日米金利差が、0.5%に広がったことで円安に振れた。そして、経済アナリスト連中は、米金利の先高観を背景にドル・円相場は、今年下期にも105円~110円に向かうと言い出した。経済アナリストの的中率は、50%というから八卦と同じ確率だ。予想したからといって、なんの保障もないが、円安に備えていた愚生にとっては朗報だ。ガソリン価格を見れば、日本の貿易収支の赤字拡大は、実感としてかわる。そして、安物買いの愚生など、メイドインジャパンの製品などに、お目にかかったこともない。そう考えれば、今回のアナリストの円安予想は、当たるような気もする。「始めから損を覚悟で相場せよ、思案すぐれば時機を失う」と自分に言い聞かせて損ばかりしてきた。「損して休むは上の上。」との格言もあるが、休んだきりで楽をしてきたため、もう一度、市場に戻る元気はない。それより、質素倹約で余生を静に過ごしたい。

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2014年8月 3日 (日)

「しあわせ定期便」

Search 最近、●生銀行のファイナンシャルアドバイサーから、妻の普通預金口座の金を「仕組債」に投資しないかと勧誘があった。「仕組債」は、あらかじめ決められた経済指標の変動やスワップハウスの債務不履行などで、投資家が受け取る利子が変動する。経済指標などプロでも予測は不可能だ。こんなリスク債券を、素人に勧誘し、手数料を稼ぐなら詐欺と同罪だといって断った。株や一般債券でもリスクがあるのに、経済オンチの妻にどんでもない物を勧めると腹が立った。また、友人から、ゆうちょ銀行の行員が、80歳の母親に変額年金保険を売りつけられたと聞かされた。ゆうちょ銀行とは、名ばかりで販売して手数料を稼ぐのが目的だ。「しあわせ定期便」という三井住友海上プライマリー生命の商品だ。何が、「しあわせ」なのかと覗いてみた。最初の説明を読むと、配当が出る終身個人年金のようだ。年金なら、当然投資先がある。そして、運用利回りで配当が変動する。運用は、契約初期費用(3%)が除かれ運用するというから、ネットで購入する手数料に比べ3%とは、すこぶる高い。ゆうちょ銀行の行員が、1000万円で販売手数料を30万円も取るとは、腹立たしい。投資先を調べると、国内債券45%、外国債券30%、国内株式15%、外国株式10%とある。そして、外国債券・株は為替ヘッジとあるから、リスクは低いようだ。自分のお金を取り崩すより、保険会社に運用を委託し、生命保険と組み合わせたほうが、インフレヘッジにもなり安心だという内容だ。パンフレットの中を調べてみたが、どこにも三井住友海上プライマリー生命の取り分の信託報酬の記載が見当たらなかった。年金管理費1%というのがこれにあたるのか、それとも信託報酬に上乗せなのかわからない。1000万円で、毎年30万円の保証金というから、33年間で取り崩す計算だ。80歳のお婆さんは、いくらなんでも113歳までは生きないだろう。90歳で死んだ後、相続人が65歳から引き継いだとすれば、65歳+23年で88歳だ。インフレを勘案すれば、保険会社は、リスクは少ない。商品そのものは、悪いとは思わないが、この比率で自分でネット販売の投資信託(債券・株)に分散投資するほうが、手数料も安く解約も自由なのではと思う。心配なら、かけ捨ての都民共済と組み合わせれば、もっと安全な気もする。「しあわせ定期便」というが、売ったゆうちょ銀行は手数料が入り、運用する三井住友海上プライマリー生命には、信託報酬が安定に入る。買された80歳のお婆さんより、リスクなしで、定常的に収入が入るため保険会社にとって「しあわせ」だ。愚生の目からは、現金で相続人に渡して、相続税の対象にしない方が、もっと「しあわせ」なような気がする。

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2014年8月 2日 (土)

デジカメ高級機は、ソニーの一人勝ち?

Ilce7s カメラ映像機器工業会が発表した201416月期のデジタルカメラ統計で、ミラーレス一眼の世界出荷実績がレンズ交換式のうち2割を超えた。ミラーレス一眼の出荷額は、前年同期比40%の607億円で、レンズ交換式のうち22.3%を占めた。一方で、デジタル一眼レフは15.7%減の2113億円だった。ソニーのミラーレス一眼「α7」などは、一眼レフに使われる「フルサイズ」の高級機と同等な大型撮像素子を搭載している。愚生は、田舎の高校生時代、写真部員だった。名前だけの写真部員だったようで、実家に飾ってある昔の写真をみても下手糞だ。当時もニコンとキヤノンが一眼レフの双璧だった。普及型一眼レフカメラ「ニコマート」でさえ、大卒の初任給より高かった。親父を拝み倒して買ってもらった。その後、望遠レンズや広角レンズも買い足し、機器だけは一人前だった。自分が親として子供にしたこと比べれば、本当によくしてくれたと感謝する。社会人になって、初めて憧れのニコンF3のボディを手に入れた。住宅ローンを支払った後、いくらも残っていないボーナスで買った気がする。買ってしまうと満足感からか、日々仕事に追われる忙しさもあって、カメラのことはすっかり忘れた。時は、デジタルカメラに移行して、フィルムアナログ時代は終焉した。デジタル時代は、半導体技術革新がすべてだ。過去のアナログ時代のノウハウは、論理解析され高密度化したデジタル回路に置き換わる。コンパクトデジタルカメラもスマホに写真撮影機能が吸収されてしまった。残された市場は、スマホで置き換えできない高級機の分野だけだ。今回のカメラ映像機器工業会の統計を見ても、伸びている分野はミラーレスカメラだけだ。昔からカメラをさわっている者には、レンズの焦点距離がアナログ一眼レフカメラの感覚に馴染んでしまっている。どうしても、撮像素子がAPS-Cサイズのカメラは扱いにくい。そのためカメラベンダーは、一眼レフデジタルカメラに36ミリと同等な大型撮像素子を搭載してきた。そして、光学ファインダーも電子ビューファンンダーに置き換えたソニーは、ミラーレス一眼「α7」を製品化した。光学ファインダーを廃止すれば、機能は同等で軽くてコンパクトなカメラになる。愚生も、発売前に予約を入れて、初日に手にした。正直なもので、市場もデジタル一眼レフは減少して、ミラーレスが伸びているようだ。ニコンやキヤノンが躊躇する間に、デジカメの高級機は、ソニーの一人勝ちになる可能性もある。そうは言っても、高配当に目がくらむ愚生のNISA口座は、枠いっぱいキヤノン株で占めている。

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2014年8月 1日 (金)

地方公務員の殿様商売

Search 神奈川県湯河原町は、勤務中にアダルトサイトを閲覧、画像をダウンロードした男性職員を停職3カ月の懲戒処分とした。また、固定資産税の過大徴収を放置した別の男性職員も戒告の懲戒処分とした。職務怠慢だから、懲戒処分は当然だ。愚生が、F社に勤務していた2000年頃だったろうか、多くの社員がアダルトサイトを勤務時間中にアクセスしたことを問われて退職した。次の就職先を配慮して、諭旨解雇だったが、応じない職員は懲戒解雇となった。愚生から見て、湯河原町の処分は厳しいものとは思えず、むしろ軽い部類だ。このような記事を見ると、私事で抱えている神奈川県相模●市役所との事案も対象なのかと思ってしまう。相模●市土●用地課が5年以上前に、書面で確約(東京都町田市側は遂行完了)したことが、いっこうに進捗していない。相模●市役所の担当課長が替わるたびに、相模●市側が実現できない原因は町田市側の対応のような言い逃れをする。相模●市役所の谷●課長(現、整備課長)⇒井●課長(田●担当課長)⇒井●課長(高●担当課長)と替わるたびに、その都度初めから説明をさせられる。今回の「固定資産税の過大徴収を放置やアダルトサイトを閲覧」と「市役所が、相模原市域内の7筆の道路底地の寄付申請手続きを、5年間全く着手してこなかった」ことは職務怠慢という点では同罪だと思える。おまけに、文●幼稚園児が通園バスに乗る通路となっているため、早期の実現が求められるという具申に、「事故があれば私の名前を新聞に出していただいて結構です。」と応える市役所課長の応酬話法には呆れてしまう。地方公務員とは、殿様商売だとつくづく感心してしまう。

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