来世、過去世、転生
50歳に入ったころ、人生とは何か?来世、過去世、転生などに興味を持ち、半信半疑で関連図書を読み漁った。M市立図書館にあった本は、斜め読みだが、だいたい目を通した気がする。当時、勤め人をしていたストレスからの欲求だったのだろうか?サイキッカーやキューブラ・ロスの著書を含め縋るように読んだ。その著書の中に、日本エドガー・ケイシーセンターの光田秀氏、モンロー研究所オフィシャル・スポークスマンを務める坂本正道氏、不思議研究所の森田健氏など、霊的に触発され、その分野の普及や調査をしている人がいた。愚生のような凡人と違い、霊的に数段上のひとたちだろう。長年勤め人をしていた愚生には、彼らの奔放とした生き方は、羨ましかった。世の中のほとんどの人は、俗世間で自ら作った価値観に縛られ、それに浸って葛藤している。滑稽だと、他人のことは笑っていても、その範疇に自分もいることに気づく。この年になって、人生を振り返れば、当時は重大なことだと思って悩んでいたことも、取るに足らないことが多い。そして、何十年かぶりに、学友と会うと彼らの人生観が透けて見える。還暦を過ぎた後の身の振り方を、自分に納得させながら勤め人を続けようとする姿は痛々しい。愚生のように、全くその気がない輩は、多少救われた気がする。そう思うと、棺桶までの間、もう一度、霊的世界に興味を持って見ようかと思う。本棚には、当時買った本やCDが溢れている。
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