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2014年8月 3日 (日)

「しあわせ定期便」

Search 最近、●生銀行のファイナンシャルアドバイサーから、妻の普通預金口座の金を「仕組債」に投資しないかと勧誘があった。「仕組債」は、あらかじめ決められた経済指標の変動やスワップハウスの債務不履行などで、投資家が受け取る利子が変動する。経済指標などプロでも予測は不可能だ。こんなリスク債券を、素人に勧誘し、手数料を稼ぐなら詐欺と同罪だといって断った。株や一般債券でもリスクがあるのに、経済オンチの妻にどんでもない物を勧めると腹が立った。また、友人から、ゆうちょ銀行の行員が、80歳の母親に変額年金保険を売りつけられたと聞かされた。ゆうちょ銀行とは、名ばかりで販売して手数料を稼ぐのが目的だ。「しあわせ定期便」という三井住友海上プライマリー生命の商品だ。何が、「しあわせ」なのかと覗いてみた。最初の説明を読むと、配当が出る終身個人年金のようだ。年金なら、当然投資先がある。そして、運用利回りで配当が変動する。運用は、契約初期費用(3%)が除かれ運用するというから、ネットで購入する手数料に比べ3%とは、すこぶる高い。ゆうちょ銀行の行員が、1000万円で販売手数料を30万円も取るとは、腹立たしい。投資先を調べると、国内債券45%、外国債券30%、国内株式15%、外国株式10%とある。そして、外国債券・株は為替ヘッジとあるから、リスクは低いようだ。自分のお金を取り崩すより、保険会社に運用を委託し、生命保険と組み合わせたほうが、インフレヘッジにもなり安心だという内容だ。パンフレットの中を調べてみたが、どこにも三井住友海上プライマリー生命の取り分の信託報酬の記載が見当たらなかった。年金管理費1%というのがこれにあたるのか、それとも信託報酬に上乗せなのかわからない。1000万円で、毎年30万円の保証金というから、33年間で取り崩す計算だ。80歳のお婆さんは、いくらなんでも113歳までは生きないだろう。90歳で死んだ後、相続人が65歳から引き継いだとすれば、65歳+23年で88歳だ。インフレを勘案すれば、保険会社は、リスクは少ない。商品そのものは、悪いとは思わないが、この比率で自分でネット販売の投資信託(債券・株)に分散投資するほうが、手数料も安く解約も自由なのではと思う。心配なら、かけ捨ての都民共済と組み合わせれば、もっと安全な気もする。「しあわせ定期便」というが、売ったゆうちょ銀行は手数料が入り、運用する三井住友海上プライマリー生命には、信託報酬が安定に入る。買された80歳のお婆さんより、リスクなしで、定常的に収入が入るため保険会社にとって「しあわせ」だ。愚生の目からは、現金で相続人に渡して、相続税の対象にしない方が、もっと「しあわせ」なような気がする。

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