日立は当たり前のことをいまさら
債券運用大手ピムコの共同創業者であるビル・グロス氏が退社した。ピムコといえば、運用資産総額は約215兆円もある運用会社だ。愚生のような貧困者でも、一度くらいはピムコの債券に投資したことがある。その創業者の「債券王」グロス氏が、ピムコから解任されそうだったという。理由は、ピムコの旗艦ファンド「トータル・リターン・ファンド」の2013年運用成績が、マイナスだったことが理由らしい。グロス氏は、2008年の金融危機以降、世界は低成長が定着すると分析した。しかし、市場は、徐々に金融政策の引き締め方向を折り込みはじめ、米国の中短期債券金利は上昇基調となった。グロス氏の見込み違いだったようだ。結果の出ない投資運用会社に手数料を払ってまで、資産を委託する投資家などいない。いくら著名人でも運用成績がダメなら解任されるのが相場の常らしい。ところで、日立製作所は、管理職給与の年功序列を廃止するという。日立は、これまで管理職の給与全体の70%を年功序列で支給し、残りの30%を仕事に応じて支給してきたという。これを、給与の全額を仕事の内容に応じて支給する方針という。ここでいう給与は、管理職だろうから年棒のことだろう。愚生の勤務していたF社などは、15年以上前から仕事の成果で役職や給与を決める成果主義だった。当たり前のことを、いまさらという感じだ。確かに、成果評価は難しいものがある。縮退する事業など、その部署に好きで配属されたわけではないから不公平という見方もある。しかし、嫌なら事業転換をすればいい。そういう愚生も、生き残りをかけ他事業部との灰色領域に踏み込んだ製品開発を行ったことで、不評を買ったことが多かった。その後、クレームをつけた事業部門が、同様の企画をする厚顔無恥には呆れた。日立の改革は、遅きに失するといえ、やらないよりは、ましだろう。しかし、日本企業の最も重要な改革は、無能な取り締まり連中を会社からたたき出すことだ。会社にしがみ付いて部下に叱咤激励するだけのトップは不要だ。
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投稿: ブランドスーパーコピー | 2020年5月23日 (土) 22時13分