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2014年9月 7日 (日)

愚生の不徳を痛感した。

Scp6000bp_3 勤め人を辞めてしまうと、以前いた会社の情報は入らなくなる。愚生が若い頃、電気屋を開業するとF社を辞めた先輩がいた。関西に出張したおりに、偶然工場の前で出会った。当時は情報管理が煩くなかったこともあって、組織や同僚のことを尋ねられた。昔のことが、そんなに懐かしいのかと思いながら話をしたことを思い出す。その後、電気屋を廃業して、勤め人に戻ったとの噂だ。事業が失敗したようだった。そういう愚生も、昨日○ドバシカメラで、昔の知り合いに出会った。知人は、まだ嘱託で勤めているという。若い人は、20年以上前に開発された古いハード仕様など覚えたがらない。そのため、ネットワーク障害に関する過去から積み重ねられた経験は貴重だ。IT関連の会社では、愚生のような開発部門の技術者は老害だが、彼のような保守部門のスタッフは、重宝がられるようだ。共通の知り合いのひとの話などをしたが、ほとんどの人は退職してしまっているとのことだった。昔、愚生の部下だったY氏の話に及ぶと、装置の障害より、彼自身が障害だと愚痴っていた。勤め人も楽ではないようだ。ふと気づけば、昔の先輩同様に、懐かしくて会社のことを尋ねている。そういえば、愚生も会社人事が発表されると、食い入るように組織図を見ていた会社人間だった。ところで、彼は今からお袋さん介護で週末はいつも5~6時間かけて実家に帰るのだという。それを聞いて、立派だと思う反面、田舎の介護施設に母を預けっぱなしの愚生の不徳を痛感した。

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