子曰、学而不思則罔、思而不学則殆
うちわの配布で野党の突き上げをくう女性閣僚の件は、これまでの彼女の横柄な態度が災いした。しかし、経産相大臣の政治資金疑惑は、公職を隠れみのにしているため看過できない。なぜなら、ベビー用品、贈答用のブランド品やネギなどが政治献金で支払われているからだ。ごく最近の事件で思い出すのは、ルーピー鳩山由紀夫が、お袋さんから何千万円もの金を毎月が貰っていた。そして、秘書がやっていたことだから知らなかったと説明している。血縁でもない秘書は、貰ってきた金を鳩山由紀夫本人に報告しないはずはない。政治家の金銭感覚の乏しさには、呆れてしまう。そもそも、経産相大臣は働いたことがあるのだろうか?安倍首相を含め二世議員は、真面目に働いたことがないから、世の中の厳しさなど知らないだろう。このお嬢さんも40歳で当選五回というから、額に汗して働いた経験などない。こういうキャリアもない女性を、女だからと言って、経産相大臣に抜擢する安倍首相には、首を傾げたくなる。苦労すれば良いとは言わないが、政治家は人気投票のお飾り人形でない。一つ褒められることは、潔いことぐらいだろう。産経抄に、この件を揶揄した論語が載っていた。「子曰ク、学ンデ思ワザレバ則(すなわ)チ罔(くら)シ。思ウテ学バザレバ則チ殆(あや)ウシ」なるほどと納得させられる。しかし、この上から目線には腹が立つ。先般の朝日新聞で判もるように、マスメディアの倫理観など雀の涙だ。江川事件の読売新聞記事などを思い出せば、吐き気がする。産経新聞といっても、同じ穴の貉だろう。新聞記者ごときが、偉そうに論語を引き合いに出すなと言いたい。
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