売りはビューティ、腹の中は真っ黒
「たかの友梨ビューティクリニック」を運営する高野社長は、労働基準法違反を内部通報した20代の女性社員を脅したことで話題になっている。髙野友梨は、1948年1月22日生まれとあるから66歳の婆さんだ。そもそも、残業時間未払いは、労働法違犯だ。高野は、従業員に「労働基準法にぴったりそろったら、会社は絶対成り立たない」「つぶれるよ、うち。それで困らない?」(弁護団が公開した録音データ)と言った。このビューティクリニックは、東京都からも誇大広告で改善指示が出され、他にもいろいろ問題を抱えているようだ。売上高159億9500万円、営業利益3億9800万円というから、十分な利益がある。従業員の給料未払いが起きるような経営状態ではない。ヤクザ顔負けの脅しをしながら「ビューティクリニック」とは、聞いて呆れる。高野は、はなっからコンプライアンスなど頭の中にはないようだ。顔はビューティといいながら、腹の中は真っ黒だ。1カ月あたり平均80時間に及ぶ残業代が支払われていないという。休日出勤への手当もないどころか、有給休暇も取得できないのが実態だ。商品が売り上げ目標に届かないと、従業員にカードローンなどで自腹購入させるというから悪質だ。そして、研修費など会社が負担すべき経費も、給与から天引きするという。労使協定書の従業員側の署名・押印を、従業員本人に無断で作成するというから「たかの友梨ビューティクリニック」がISO9001の認証など取得できるはずはない。外華内貧という言葉を、朝鮮半島でよく聞くが高野にピッタリだ。そして、従業員に賃金未払いを強いる一方、エステボランティアや物資支援など、社会貢献活動を積極的に行っていたというから、呆れてしまう。騒ぎが大きくなり、言い逃れができなくなると「労働基準法違反を容認している、ないしは、組合活動に圧力をかけるというような気持ちはない」と弁明するあたり、かなり悪質で羞恥心もない婆さんだ。国税庁や検察特捜部が、真剣に介入すべき問題ではないか?
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