Windows OS機能の99%は、不要
昨日、注文してあったミニタワー型PCが中国から届いた。PCのストレージ容量が不足していたことと、Windows8.1のOSが落ち着いた頃だと思って購入した。Windows8.1の画面は、Windows7と大きく違う。iPhoneもiPad持っている愚生にとって、PCはあくまで作業する道具だ。アップル対抗のタッチパネル対応など、愚生にとっては無用の長物だ。F社に勤務していた頃から、マイクロソフトのWindows OS機能の99%は、一般的な使い方をする人には不要だと思っていた。過去のアプリケーションとの互換をとるため、OSの中身はごみ溜になっているようだ。お陰様で、ずいぶん昔に買ったオフィス2003が今回もインストールできた。事実、メインフレームで動作する銀行の勘定系基幹システムは、多くの過去の遺産を引きずっている。コンピュータというと、どうしてもハードの基本性能に目が向く。企業がコンピュータを導入したのは、人件費の削減だ。それぞれの会社の組織運用やノウハウを、Cobol言語などを使ってコンピュータに教えた。だから、過去のアプリケーションソフトが動作保証しないコンピュータなど意味はない。そして、今までのアプリケーションソフトを変更するということは、会社の仕事のやり方まで変えることになる。あまりにも普及したWindowsは、図体が大きくなり自ら動きが取れなくなっている。一部の顧客しか使用しない機能のために、高速のCPUやハード機能・膨大なメモリを必要とする。今回、目に触れないOSの中身ではなく、顧客のマン・マシン・インターフェイスを変えたことは使う側にとって負担は大きい。昨日は、新しいパソコンをぶん殴ってやりたい気持だったが、慣れてきたせいか、今日は少し怒りは薄らいだ。愚生は、Windowsとスマホやタブレットは使用環境は違うと思う。すくなくても、基幹系までサポートするWindowsでiOSと張り合っても無意味なような気がする。IT業界の栄枯盛衰は、歴史が示している。マイクロソフトも下り坂に入ったようだ。その前に、喫緊ではサムスン電子の線香花火のような凋落を目にするだろう。
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