カリスマの箴言、暴落相場を買え
マネーブログカリスマの直言というブログに、「どうして多くの投資家は暴落相場や長期低迷相場で買えないのか? 」とあった。理由は、「もうけようと思うからよ。もうけようとすれば、暴落相場で買う気にはとてもなれない。」という。言っていることは、至極明快だ。よほどのことがない限り、損しそうな場面で株を買うひとはいない。売りたくなるのが普通の心理だ。「相場でもうけるなんて至難の業である。ありとあらゆる投資家が集まって、値ザヤを稼ごうと目を皿のようにしているのだ。そんな修羅場で自分だけが上手く立ち回って、もうけられるなんて考える方が甘い。」という。まったく、その通りだと思う。余程のひねくれ者でもない限り、売り買いをすれば、勝ったり負けたりではなく、負けが多くなるはずだ。愚生も痛いほど、これまで勉強させられてきた。そして、カリスマの箴言は、暴落相場を買わないと儲からない。その暴落時に買う株は、(1~2年先の業績は、ほとんど株価に織り込まれてしまっているから、)5年とか10年ぐらい先の価値を読み込んで買えという。しかし、箴言は真っ当だが、この技術革新の激しい中で、企業業績の数年先を読むなど神業だ。いずれも「言うは易く行うは難かし」の世界だ。金融収益を、不労所得というひともいるが、額に汗して働くほうがずっと簡単な気がする。ところで、黒田日銀総裁の第二弾の金融緩和は、世界中の株を上げるインパクトになり、ドル・円の為替相場も112円となった。これでは、株も外債も持っていない年金受給者は、物価上昇で苦しくなるだろう。勤め人を辞めた後も、ボケ頭で必死に考えるしかない。
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