どこまで円安が進むのだろうか?
一昨晩の金曜、ニューヨーク市場で株が暴落した。一方、為替ドル・円は、118円70~80銭と変化がなかった。急ピッチに進んできた円安に、いったんブレーキがかかったようにも見えるが、海外勢の持ち高調整のような気もする。ポジション調整の利益確定売りのようだ。円相場は、上昇相場が終わり、下落基調と風向きが転換したようだ。上昇相場の1998年8月に、1ドル=147円台まで下げた。次が2002年2月に1ドル=135円台をつけた。さらに2007年6月には124円14銭だった。そして今度、この円安の節目、147円台、135円台、124円台の延長線上の1ドル=115円をあっさり割り込んでいるから、長い目でみた円高の流れが終わったことになる。それでは、どこまで円安が進むのだろうか?すでに長期の円高局面を支えてきたトレンドを割り込んで、1ドル=119円前後の円安ゾーンに入っている。いずれにせよ、2007年6月の1ドル=124円ラインも突破し、2002年につけた135円台に向かう一段の円安の可能性もある。愚生は、FRBの利上げと日銀の量的金融緩和の狭間で、先々いっそうの円安(1ドル=130円くらいまで)が進むと見る。ただ、株に関してはニューヨーク市場と大きな相関関係があるだろうから、何とも予見しがたい。しかし、日経平均150ドル未満説だけは信じたい。愚生の市場観など、「風が吹けば桶屋が儲かる。」程度の浅慮な為替予想だ。株式格言集に「賢者は考えを変えるが、愚者はけっして変えない。」とある。柔軟性といえば聞こえはいいが、朝令暮改が愚生の得意技だ。そういえば、勤め人時代、昔の上司に「朝令暮改」と意見して、「君子豹変する」と叱責されたことを思い出す。言った本人は、君子とは程遠い人格者だったので笑ってしまった。
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