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2014年12月18日 (木)

投機筋のポジション調整が原因

96958a9e93819499e3e59ae58a8de3e5e3e 昨晩の、FRBは米連邦公開市場委員会(FOMC)の終了後発表した声明に、金融政策の正常化を始めるまで「忍耐強く待つ(be patient)」との表現を盛り込んだ。声明では、米景気は緩やかなペースで拡大を続け、雇用情勢の改善が進んだとしている。愚生のような素人には、イエレン米FRB議長の会見要旨はよくわからない。ただ、為替の反応と米国株価指数を参考にすれば会見の骨子を推測できる。会見後、米ドル・円相場は円安に跳ね上がり、11870銭~80銭で推移している。日経平均先物 CME(円建て)17,200円というから、今日の株式市場は大きく上昇しそうだ。昨日、一昨日と大きく日本株が下げていたので、少し買いを入れたのは正解だったようだ。こうみると、株価や為替は要人の発言に大きく反応する。しかし、要人が発言した途端に、実体経済が変わるはずはない。投機筋が、要人の発言に、尾ひれを付けて相場を動かしているのだろう。市場を俯瞰すれば、米国が量的金融緩和を止める一方で、日本は量的緩和の拡大を継続する。多少の乱高下があったとしても、円高にはなりにくく、円安が継続するだろう。今回の下げも、投機筋のポジション調整が原因だったと見る。そうならば、円安・株高が再度継続されるだろう。そして、米ドル・円は124円を越えるような気がする。

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