年賀状は生死の連絡表
今年もあと一週間となった。愚生は、気が早いので年賀状は、12月中には投函している。勤め人を辞めたせいで、新たな人との交わりが増えることはない。今は、インターネットが普及しているため、頻繁に連絡する相手には、年賀状を送ることはない。こちらから年賀状を送ってから返信する相手にも、迷惑だと思い、出すことを控えている。そして、大学時代からやり取りをしている、ごく僅かな友人と義理で仲人をした元部下くらいにしか年賀状を出さなくなった。一方、年老いたお袋が年賀状を止めたせいもあって、旧来から世話になっている田舎のご近所へは、代わって出すようになった。ただ、親父の親戚関係などは、叔父叔母が死んでしまうと疎遠になってしまった。ところで、お上りさんで東京に出た愚生は、家系などという戦前の価値観を持ち合わせていない。そのせいか、●●家などと家系自慢をする人を見ると、海を渡った半島出身者かと訝かんでしまう。昭和生まれの化石人間が少なくなってきた21世紀は、インターネットが社会基盤になったとつくづく痛感させられる。そして、年賀状は疎遠な相手が、未だ生きているかという連絡表となってしまった。
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