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2015年1月16日 (金)

スイスフランを売っていた投機筋は大損

19 スイス国立銀行が自国通貨スイスフランの上昇を抑えるために対ユーロで設けていた1ユーロ=1.20スイスフランの上限を撤廃すると発表したため、市場は大混乱した。これまで、スイスフラン高を抑えるために、外国為替市場で無制限にスイスフランを売り、ユーロを買ってフラン高を防いできた。今回為替介入を止めたのは、ECBの量的緩和観測からユーロ売り・スイスフラン買いで膨れ上がったスイスの外貨準備高はGDPの7割を超える規模に膨らんだことが原因なのだろう。スイス国立銀行の抱えるユーロ建て資産が際限なく拡大し、これ以上買い支えができないのが本音のようだ。しかし、1ユーロ=0.86スイスフランと30%近く急騰したため、ユーロが下がるとみて、連動すると思ってスイスフランを売っていた投機筋やヘッジファンドは大損したことだろう。当然、スイスフラン換算の外貨準備も大きく毀損したことになる。スイスの場合は、公式に中央銀行が介入していたが、半島の国は米国から散々非難されても為替介入を裏でおこなってきた。そして、その規模も額も報告していないため、韓国の外貨準備といっても債務を清算した後、いったいどれだけあるのかも不明だ。日本との為替スワップも止めたことで、韓国ウォンは紙幣として国際通貨の裏付けはない。そういう国の朴槿恵大統領のやったことといえば、反日告げ口外交だけで、経済・外交・国内問題と、どれをとっても上手くいっていない。世界広しといえど、最悪な無能大統領だろう。

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