遠き親子より近き隣
毎週土曜日に、田舎の介護施設にいる母に、罪滅ぼしも兼ねて電話をする。今朝も、30分くらい雑談をした。お袋は、相変わらず上から目線で、還暦過ぎた老人息子に説教をする。歳を重ねても、時空は昔のままのようだ。年老いたせいもあって、相手に対する配慮も多少欠き、自己中心的な思いを言う。そして、依頼心が強くなってしまったようだ。少しでも、それを指摘すれば、長生きしたことが不幸だとか、年を取ったらわかるようになると、脅迫まがいに言う。「遠き親子より近き隣」というが、お袋も遠くに住む放蕩息子より、近所の親しい友人のほうを信用しているようだ。今年の三月には、長い間待った北陸新幹線が開通する。東京から2時間で行けるようになる。今までは、遠くに住むことを理由に、ご無沙汰することが多かった。これからは、行こうと思えばすぐにでも行けるようになった。子どもは親に「感情の種」を植えられるというが、多少わずらわしい気持ちもある。これは、お袋に植えられた感情の種だろうか?
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