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2015年2月18日 (水)

宇都宮市内のLRT構想

2 日経新聞に、富山地鉄(富山地方鉄道)が宇都宮のLRTに技術協力という記事があった。宇都宮市は2019年に、路面電車としてLRT導入するにあたり、運転士を養成したり、線路や変電所について協力してもらうのが目的のようだ。富山地鉄は富山市内に7キロメートルのLRTの軌道をもつ。LRTは、敷設された線路上を走るが、車・歩行者も軌道上を通る。宇都宮駅の東口には、LRTの広告看板が掲げられている。そのLRT導入の優先整備区間はJR宇都宮駅東側から約12kmで、計画区間は桜通り十文字付近~宇都宮テクノポリスセンター地区約15kmとなっている。宇都宮駅周辺の道路状況を考えれば、東口からの約12km区間は、道路は広く交通量も少ないため、なんとかLRTの導入は可能だろう。現況、栃木県内の乗合バス事業は、利用者の減少傾向に歯止めがかからず、赤字路線は拡大し、路線の廃止が進行している。ただし、今後、高齢者等の移動手段の確保のため、自家用自動車からLRTのような公共交通への利用転換を計る必然性はある。ところで、愚生の田舎は、ずい昔からLRTが市民の足となっていた。大正2年に富山電気軌道として開業し、大正9年に富山市に譲渡され富山市営軌道となった。その後、昭和18年に富山地方鉄道に譲渡された。愚生の小さい頃は、どこへ行くにもLRT(市電)が足だった。その富山市内のLRTも車社会の波風に逆らえず、廃止になった路線は多い。しかし、近年、環境問題が提起され欧米諸国を中心に排気ガスを出さない公共交通としてLRTが注目を集めて復権してきた。つまり、富山市のLRTは、大正時代から整備されてきた路線のため、軌道を敷設する道路は整備されている。今後、新幹線開業に合わせて、現状の市内電車とJR西日本から引き継ぎ路面電車化した富山ライトレールを接続する。さらに、黒部立山アルペンルートの終着駅に乗り入れる上滝線もLRT化して、直通運転する構想もある。しかし、これらはすべて戦前からあった軌道をLRT化するため、新規に造るわけではない。そして、敷設されている軌道路線には、富山駅、富山城址公園、富山大学、多くの高校、オフィス街、病院、ホテルが街並みとして存在する。これから宇都宮市に導入するLRT軌道には、作新大学、清原工業団地や宇都宮大学工学部、ベルモールなどはあるが、いったいどのくらいの乗降者がいるのだろうか?東京郊外の多摩モノレールも開業後の収支に苦しみ、路線延長は大幅に遅れている。路線維持や運営費なども考慮すれば、実現は容易でない気がする。

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