今朝の株式評論家の声は明るかった。
昨日の金政策決定会合後、黒田東彦日銀総裁記者会見には、市場はほとんど反応せず、ドル円は119円台前半の小動きだった。ところが、未明に大きくドルが売られ、118円台後半となった。何があったのかと調べると、1月のFOMC議事録要旨「多くの参加者が金融正常化を急ぐリスクの方を注視する。ドル高は、米国輸出産業への制約要因に懸念がある。そして、少数の参加者は現行水準以上のドル高進行リスクを指摘した。」に反応したという。これが原因となって、米国10年債が買われ債権金利が低下し、米国REIT指数も上昇した。この議事要旨を纏めれば、FOMCメンバーの多数派意見は、6月に米国政策金利の上げを見送るという雰囲気だったようだ。愚生のような、資産もない者が、イエレン議長にコメントなど、無礼千万にあたるのは、重々承知している。しかし、こうも紛らわしい表現で、市場が一喜一憂することがないようにして頂きたいものだ。利上げが延期されるのであれば、愚生もポートフォリオの再考をしてみたい。今朝の株式評論家の声は明るかった。今日も日経平均は、続伸しそうだ。
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