富山県民の歌

二、
かもめ飛ぶ 有磯(ありそ)の海に 新潮(にいしお)の 花咲くところ
平和呼ぶ 祈をこめて 新しき 世紀の文化
相むつみ 相むつみ 共に築かん 共に築かん
ああ われら われら富山 富山県民
三、
豊かなる みのりの山野 川清く 流るるところ
すこやかに 大地をふみて 火と燃ゆる 希望を胸に
手をとりて 手をとりて 共に進まん 共に進まん
ああ われら われら富山 富山県民
歌詞は、富山国体に合わせて公募したというから、いわゆる「国体県民歌」だ。富山市は、終戦前の富山空襲で、全てが焼け野が原になった。この歌詞を見ると、そこから力強く立ち上がってきた当時の時代が忍ばれる。戦前の国粋主義者でも気に入りそうな歌詞が並ぶ。行進曲にも使える代物だ。ただ、愚生の脳裏に焼き付いた故郷の景色は、雪国のどんよりとした低い雲間から、垣間見える立山連峰だ。そこに培われる暗く粘り強い県民性からは、歌は乖離しているように思える。
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