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2015年2月28日 (土)

新潟県上越地方が不便になるとは皮肉だ

3_2 東京電力の周波数は50Hz、一方、中部電と北陸電は60Hzだ。北陸新幹線は、【軽井沢―佐久平】【上越妙高―糸魚川】【糸魚川―黒部宇奈月温泉】でそれぞれ周波数が切り替わる。糸魚川区間を在来線に乗っていると、直交の切り替え区間で動力が切れるため、車内の照明が消え、慣性で走って次に区間に移行する。東北新幹線や上越新幹線の車両は、50Hzのみに対応のため、軽井沢駅より西を走ることはできない。東海道新幹線の場合、すべての区間を60Hzで走るため、富士川以東の50Hz区間は、周波数を変換する変電所を設けて対応している。今回の北陸新幹線の車両は、両方の周波数に対応するため、周波数を意識しないで走れる。この北陸新幹線の車両は、JR西日本とJR東日本の共同開発だ。ところで、今回の北陸新幹線の開業で、利便性が高まる話ばかりしか聞こえないが、大きく見落とされたこともある。それは、北陸本線と信越本線の起点になる直江津駅を通過しないことだ。北陸から東京に向かうには、在来線では必ず直江津を通った。上越市は、高田市と直江津市が合併し、新潟市と富山市のほぼ中間に位置する。海音寺潮五郎の小説「天と地と (NHK大河ドラマで放送:上杉謙信(石坂浩二)と武田信玄(高橋幸治)」で有名になった「春日山(旧高田市)」は、律令時代には越後の国府が置かれ、戦国時代には長尾景虎(上杉謙信)が居城していた。両市合併後、直江津市と高田市の中間、春日山駅付近に上越市役所が設けられた。日本海側から、信越本線は:直江津駅ー春日山駅ー高田駅ー南高田駅ー上越妙高駅(新幹線駅)と続く。新幹線駅は、上越市と妙高市の中間に位置するため、どちらから行っても端だ。この上越妙高駅は直江津駅から10キロ以上離れている。直江津駅に向かうには、新幹線開業でJR東日本から移管された第三セクター「えちごとキめき鉄道:旧信越本線」に乗り換える必要がある。北陸新幹線の開業で、上越新幹線経由の越後湯沢駅から北陸行きの乗客は、全て奪われる。そして、越後湯沢から直江津駅行きの急行列車も激減する。北陸新幹線経由「えちごとキめき鉄道:旧信越本線」乗換の直江津行きも、上越新幹線経由より運賃が高くなるだけで、時間が早くなるわけではない。上越新幹線も北陸新幹線も上越市の縁を通るため、いっそう新潟県上越地方は不便になるとは皮肉だ。本来、東京ー越後湯沢から新幹線を新潟駅に向かわせず、春日山あたりから富山方面へのルートで北陸新幹線を先んじて作るべきだった。新潟駅向けには、越後湯沢からミニ規格の新幹線、長野方面も高崎駅からミニ規格新幹線を走らせれば、十分だった。そうすれば、浮いた財源を北陸新幹線に投入し、【東京―高崎―富山―福井―新大阪】、東海道新幹線の補完路線を早期に実現すべきだった。利益誘導型の政治家が幅を利かすと、国家にとって大きな不利益を被る

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