風が吹けば桶屋が儲かる世界では鈍足
昨晩のイエレンFRB議長の議会証言は、量的緩和は終了しても、引き締めへの転換は急にしないとの主旨らしい。確かに、米国だけが利上げをすれば、世界中のお金が金利の高い米へ集まってしまう。それでは困るので、FRBの金融政策は実質的な緩和を継続する方針だ。金融緩和継続なら、高値更新を続ける日本の株式市場にも、海外マネーが流入する。つまり、米国株だけでなく、日本株にも追い風になるという。愚生など、これからは欧州株が上げると思い欧州株のインデックスを買ったが、市場は欧州中央銀行の量的緩和を材料にした欧州株買いが一巡したという。今頃、のこのこと欧州株を買いに行っても、既にドイツ市場も英国市場も株価指数は過去最高値を更新中だ。そして、株式アナリストは、これからは日本株へシフトする兆しが見え始めたと囃したてる。愚生は、結構気が早いと思っていたが、「風が吹けば桶屋が儲かる。」という世界では、非常に鈍足のようだ。それなら、欧州株インデックスの追加注文など取消して、日経レバレッジETFを買おう。海外投資家も、日本株については、日銀と年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の下支え効果があるため、大きく下げたりしないと安心して買ってくるという。日経平均2万円説が事実なら、今から買っても遅くはない。ただ、こういう気分で買って、過去に儲けた記憶はないので少額だけにしておこう。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 政治家を恨みたくもなる。(2023.02.01)
- 投資家は米金融当局と闘うな(2023.01.31)
- FRBの過去の実績から判断(2023.01.30)
- 新しい日銀総裁の名前(2023.01.28)
- 自分が持っていないものに憧れる(2023.01.26)
「株・為替」カテゴリの記事
- ドルの続落も見込まれる(2023.01.29)
- 景気後退の影は見えないのだろうか(2023.01.27)
- 一旦売却して頭を冷やす(2023.01.25)
- ソフトランディングできるという保証はない(2023.01.23)
- 米ドルは、年末までに1ドル=122円(2023.01.21)
コメント