米国以外の株価指数は上昇
2月第2週の海外投資家による日本の現物株と先物合計の売買は、7591億円の買い越しとなった。外人が買うと上がる仕組みだ。19日の東京株式市場は、日経平均株価の終値が1万8264となり、終値としてはITバブルの2000年5月以来、約14年9ヶ月ぶりの高値だった。一方、高値を更新し続けてきた米国株価指数、S&P500の「PERは19.8」というから、過去の平均値より少し割安だ。しかし、アナリストによれば、リーマンショック後のような割安感はすでにないとのことだ。そういう理由もあって、海外投資家のお金が日本に流入しているのだろうか?昨日の米国REIT指数の下落は、▼2%と大きく下げた。今後の見通しはわからないが、金利上昇局面で、これから大きく上昇することだけはないだろう。そう思うと、愚生の米国REIT売却の判断は正しかったようだ。一方、米国の株価指数も上限に近いなら、保有ポジションを下げ、日本株にシフトした方がいいのだろうか?朝令暮改のようで考えがまとまらない。昨年来、上昇してきたドル円為替もそろそろ落ち着いてきた感があるため、米ドル資産ばかり持つリスクも気がかりだ。前回のFOMC声明文で今後の利上げの条件の中に「ドル高への示唆」、そして日銀の実質実効レートも歴史的な「円の安値圏」とのことだ。他国がどんどん利下げしている現状で、120円を超える大幅な円安はないような気がする。ただし、世界中が金余りの状態では、米国以外の株価指数は更に上昇するだろう。昨晩の米国価指数はナスダックスを除いて下落した。悩ましい限りだ。
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