立派な肩書きに見合った分析を
昨朝の日経ラジオで、今週は日経平均の1万9000円割れがあると言っていた。女性アナリストの声は、自信満々だったが、愚生は寄り付きで日経レバを少し買った。日経平均は、引けで125円上げて終わった。もう少し買いたかったが、アナリストの声が耳に残っていて自重した。今朝、30日の米株式相場は続伸して始り、ダウは263ドルも上げた。理由は、緩和的な金融政策が長引くとの見方を背景に中国や欧州の株式相場が上昇し、米国でも投資家が運用リスクを取る動きが続いたからだという。後付けの理由などわかる由もないが、結果として欧米の株価は、予想に反して大きく上昇した。この状況下で、日経平均が1万9000円を割るなどと言うアナリストはいないだろう。数値が当たらなければ、予想したことにならない。競馬や競輪でも、勝敗がついてからの解説など全く意味がない。立派な肩書きに見合った分析をして頂きたいものだ。今朝のアナリストの予想など、愚生でも見透かせる。「今日の日経平均は、大きく上昇する。昨日や一昨日の押し目に、買いを入れなかったひとは、買い場がない。押し目買いに、押し目無しという格言通りだ。」といった解説だろう。株価の上げる理由は、世界中で紙幣を大量に印刷するから、実物資産に投資するしかないからだろう。そう思って金価格を見るが、1オンス=1185ドルだ。金はいっこうに上がらない。原油安で商品市場全体が下がっているせいだろうか?
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