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2015年3月 6日 (金)

本音は「最も迷惑な隣国」

As20150305000811_comm 米国のリッパート駐韓大使が韓国人の男に襲撃された。米大使はある意味、米国そのものだから、大使への攻撃は米国を攻撃したことになる。刃物で切り付けた男は、2010年にもコンクリートの塊を在韓日本大使に投げ付けた。当時、「日本のせいで南北が分断された」と誤認して襲ったが、多少利口になったようだ。一方、先ごろシャーマン米国務次官が歴史問題について、「東アジアで民族感情は依然として利用されている。政治指導者が過去の敵を非難することで安っぽい拍手を浴びることは難しくない。だが、このような挑発は進展ではなく、まひするだけだ。」と指摘した。そして、韓国、中国と日本の対立は3カ国すべてに責任があるという趣旨の発言をした。至極、一般的な指摘だと思う。愚生のような日本人から言わせれば、歴史を歪曲して批判しているのは、中国、韓国だ。しかし、第三者の米国としては、こういう表現しかないだろう。従軍慰安婦問題を掘り下げれば、朝鮮戦争時の米軍慰安婦問題に行きつき、米国も同罪だ。過去の歴史を掘り起こせば、米軍は市街地へ攻撃で、非戦闘員41万人を殺戮した。焼夷弾による民家への空襲や原爆投下は、ソ連がフィンランドに無差別攻撃したと同様に明らかな戦争犯罪だ。米国としても、暗い過去は葬りたいのだろう。そして、シャーマン発言は、韓中日の歴史問題に対する、米外交当局の認識を示したことも事実だ。ところで、日本政府はこのほど、韓国に対して「我が国と、自由と民主主義、市場経済等の基本的価値を共有する重要な隣国」という表現を「我が国にとって最も重要な隣国」に変えた。朴槿恵大統領の名誉を毀損で昨年末に出国禁止となった産経新聞前ソウル支局長への対応など鑑みれば、韓国には、もはや自由も民主主義もない。「重要な隣国」と言ったことは、外交辞令であり、本音は「最も迷惑な隣国」という表現が相応しい。インターネットの発達で、情報伝搬が早くなった。韓国の真実を知るようになったことで、多くの一般的な日本人が嫌韓になったことは、自然なことだろう。

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