買うと下がるアノマリー
今朝のNY市場は、米国株が早期利上げ観測の後退で、ダウ259ドル高と大幅に反発した。愚生が「売ると、株が上り、買うと下がる」ことは、これまでのアノマリーで証明済みだ。またかという感じで、悔しいとは思わない。ただ、何の因果かしらないが、こんなアノマリーは終わりにして頂きたいものだ。反発理由は、米国小売売上高の経済指標が予想より悪かったことを受け、FRBが政策金利の利上げを急がないとの理由だそうだ。何時もながら、後付けの理由などは信用しがたい。株価が上げるのに理由はなく、投機筋の利益確定売り後の買戻しだろう。ところで、日経平均は1万9000円を15年ぶりに越えた。15年前と言えばITバブルで、富士通の株価も5000円を越えていた。今回の株高も、後から振り返ればバブルなのかもしれない。日本株を持たないリスクと言われれば、何かを買わなければと思ってしまう。ただ、富士通だけは知り過ぎているので買う気になれない。空売りも昨年失敗したので、この株とは関わり合いを持ちたくない。買うと下がるアノマリーを持つ愚生には、悩ましい限りだ。
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