猫の額ほどしかない狭い庭だが、
今年度も終わろうとしている。学生だった頃は、進級や進学でなにかと忙しい時期だ。社会人になってからは、年度末の売り上げの押し込み時期と重なり、役割遂行の目標達成がかかった。そして勤め人を辞めた今は、迎春花から始まる庭木を眺めるのが楽しい。椿が終わり、梅や沈丁花の甘い香りやレンギョウの黄色花が目につく。これから、コデマリ・つつじ・チューリップ・バラ・さつき・牡丹・芍薬・百合・シャラと夏前まで、開花のオンパレードだ。冬の間、花を楽しませてくれたジュリアン・ビオラ・パンジーにはご苦労さんと言いたい。目肥やしという言葉があるが、庭の草花も持ち主の気持ちが分かるようだ。猫の額ほどしかない狭い庭だが、田舎育ちの愚生には、これでも十分の広さだ。広い庭の管理が、どれほど大変かよく知っているからだ。親父が大金を投じて造った庭も、それにふさわしい持ち主に相続されなければ、荒れ果ててしまう。広い庭など不要だと、つくづく思う。金融資産は、いくらあってもコンピュータ内の数字だが、固定資産となるといろいろと扱いにくいし、資産も外部から容易に捕捉される。身の丈に合った庭で十分だ。ところで、マイナンバー制度で、僅かな愚生の金融資産への課税などなければと、多少不安になる今日この頃だ。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- ブログを再開しました。(2023.11.18)
- 浄粒善行はtwitterに移行しました。@jyohryu(2023.04.27)
- 今日でブログを終了します。(2023.04.14)
- N党の混乱に思う(2023.04.13)
- 不倫の無能男な現職知事(2023.04.10)
「趣味」カテゴリの記事
- 生死や運不運もすべて「ゆらぎ」の結合体(2021.01.03)
- いつの間にか、ニコンのカメラは無くなった。(2019.12.25)
- 売却したカメラやレンズには申し訳ない。(2019.12.16)
- 趣味とは、お金の無駄使い(2019.11.21)
- 新しいカメラを手にした時の嬉しさは格別(2019.11.07)
コメント