日経平均2万円超えの株には手を出すな
株式評論家という人たちは、チャート分析や過去の経験からいろいろ将来を予測する。中には、株高を実現した安倍政権を批判しながら、ちゃっかり予想株銘柄DVDを販売するひとまでいる。日経平均株価は2万円を超えたが、永遠に上げ続けることはない。今、愚生を含め皆が知りたいのは、これからどうなるかだ。これまでも、朝令暮改の投資をしてきたが、気が早いせいとあっさり負けを認める潔さで、なんとか続いてきた。株式評論家の平均的な答えは、ヘッジファンドが5月に決算期を迎える「Sell in May」で多くのファンドがポジションを手しまう。中国株の爆上げは、経済実態とは無関係に、新規参入の初心者の個人投資家が信用取引で買い上げるというから恐ろしい。ただ、ほとんどの評論家は2万円は通過点と見ているから、当面、いつ買っても問題ないようだが、安値で買いたいのが本音だ。そして、多くの評論家は5月~6月に、日経平均が瞬間的に1万8000円~18900円前後まで下落すると予想する。2015年後半は、欧米の年金マネーや政府系ファンドなどビッグマネーの本格参戦も見込めるので2万2000円程度の上値を試しに動くという。アナリストの豊島逸夫氏は、胆力に自信がなければ、2万円超えの株には手を出すなとアドバイスする。あれこれ投資について悩むより、人生を豊かにすることのほうが、はるかに重要だと付け加えられると、つくづく愚生の生産性のなさが惨めに映る。
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