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2015年4月17日 (金)

シャープは、三洋電機が歩んだいばらの道

Sharp_logo シャープの平成27年3月期の連結最終損益は、2千億円を超える赤字に転落する見通しだ。そのため、シャープから三菱東京UFJ銀行とみずほ銀行に要請のあった、借金を株式に振り替える「債務の株式化」を実施する。ただ、最終黒字の予想から一転して巨額の赤字見込みとなったことには恐れ入る。今度のリストラは、液晶事業の分社化が盛り込まれる。そして、薄型テレビや太陽電池部門などを大幅に圧縮するという。愚生の目からは、シャープの将来が透けて見える。デジタル家電へ市場が移行したことに伴い、電機会社は生き残りに舵を切った。インフラ電機に主力を置いた、日立・東芝・三菱、ソフトサービスへパワーシフトした富士通・NEC、撮像素子と金融・映画へと軸足を移したソニー。各社、生き残りをかけて得分野に経営資源を集中した。シャープと同様に中韓勢との競争に敗れたパナソニックもプラズマテレビから撤退するなど抜本的な構造改革を進め、自動車・住宅を柱に再建に取り組んだ。シャープの再生は、何に注力するのだろうか?残されたものは、液晶事業しかない。今回のリストラには、本社の売却も含まれる。分社化される液晶以外は、つぶされる運命だから本社など必要がないからだ。過去、三洋電機が歩んだいばらの道をこれから行こうとしている。標準化されたデジタルは、独り勝ちの世界だ。グーグル・マイクロソフト・インテル・アップルと基盤を抑えた企業の独壇場だ。生き残る道は、それらの企業に部品を供給するか、それらを取り込んだサービスを提供するしかない。愚生ごときに、経営の問題点を看破されるシャープ幹部社員には、明日はないような気がする。

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