選挙とは愚民の人気投票
昨日は、統一地方選前半戦の10道県知事選と41道府県議選・市議選が行われた。平均の投票率が、それぞれ過去最低というから、地方政治の抱える問題は深刻だ。愚生の住む東京は、前半戦には選挙はなかった。しかし、多少お世話になっている知り合いの議員が某市から立候補していた。愚生は、選挙区外のため、某市に住む知り合いに寒中見舞いなど出して、僅かながらの応援をした。本人は、当選に自信があるようなことを言っていたので、心配はしていなかった。そして、当選の祝辞メールを送ろうと選挙結果を調べた。どうも、票数が少ないと思ってみると、最下位での落選だった。某議員は、前回は組織票のある政党から立候補し、上位当選だった。今回は、事情はよく知らないが、組織から離脱しての無所属候補だった。人物的にもしっかりした聡明な議員で、経歴も市長より遥かに立派だったが落選した。組織への議員報酬からのカンパ要求がきついことが離党理由との噂もあったので、彼の今後が心配になる。市議など、金持ちが道楽でやるもので、士・農・工・商・穢多(革製品)・非人(無宿者)の最下層くらいに思っていたが、愚民の人気投票で評判を得ることは、つくづく大変だと思った。どこの世界でも、発憤忘食で臨まなければ結果は得られないようだ。そういえば、あの横柄な態度だった片山さつき参議員も、一度落選して再選復活されてからは、ずいぶん物腰が柔らかくなられた気がする。
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