朝鮮の過去と朴槿恵が言う『誠意』とは?
安倍首相の訪米報道は、日本のマスメディアより、韓国のほうが多いくらいだ。なぜ韓国が、これほど日米トップ会談が気がかりなのだろうか?「安倍首相は演説中に硫黄島守備隊長の孫にあたる新藤義孝議員と硫黄島上陸を敢行した米国退役軍人(当時中尉)を握手させて『日米和解の象徴』だと紹介した。そして、その人物は極右系腹心で靖国神社参拝も欠かさない。靖国神社が日本の米国に対する戦争責任を正面から否定する施設だということは誰もが知っていることだ。」と韓国紙のコラムは書く。愚生は、九段にある靖国神社に行ったことはあるが、あっけらかんとした場所だ。日光三山を神体山として祀る二荒山(ふたらさん)神社のような荘厳さもなく、宇都宮市明神山に鎮座する二荒山の規模もない。そして、コラム筆者が言うような靖国神社は「米国に対する戦争責任を正面から否定する施設」だとも思っていない。国のため命を落とした軍人を祀る神社だ。100年前の朝鮮併合時の日本政府から朝鮮総督府への通達の中で「一、朝鮮人は虚言を弄する習癖があるので絶対に信用せぬこと。公に証言させる場合は必ず証拠を提示させること。」「 一、朝鮮人の差別、歴史認識等の暴言に決して怯まぬこと。証拠を挙げ大音声で論破し、沈黙せしめよ。」と注意を促している。どうも韓国人のDNAなのだろうか、自分のねつ造や妄想が、あたかも万人の共通理解だと勘違いしている。ところで、新藤議員と元米兵と握手した時、米上下両院の議員たちは一斉に総立ちとなり、拍手を送った。半島の人々と米国人はずいぶん違う。一方、韓国政府は、安倍首相の訪米直前、「安倍首相がドイツのように過去をきれいに断ち切る『黄金の機会』を逃さないよう強く求める」と勘違い発言を繰り返す。米国議会での演説は、半島人やドイツのことなど関係のない話だ。コラム筆者は、「韓国の当局者が安倍首相の誠意を信じてこうした言葉を発したとは思わない。信じていたのはむしろ米国の誠意ではなかっただろうか。米政府と議会が誠意に基づき安倍首相に圧力を加えるというシナリオを思い描いていたのかもしれない。」と面白い妄想を書いている。「一、朝鮮人は恩義に感じるということがないため、恩は掛け捨てと思い情を移さぬこと。」とあるように、米国への義理立てもせず、自己利益の追求でAIIBに参加する国だ。そんな薄情な国に、米国が配慮するだろうか? 当然、日米両国が発表した声明には、歴史認識問題に関する話が1行もなかった。首脳会談直後の記者会見も同様だ。オバマ大統領は一言も過去の問題を口にしなかった。今回の会談は、集団的自衛権の確立で、「不動の同盟国」日本の軍事力を引き込んで中国の「海上に築こうとする万里の長城」をけん制するためだ。その会談に、愚かにも韓国外交部は「誠意ある謝罪がなかったのは遺憾だ」と、日米会談と全く関係のないコメントを出す始末だ。記事の中で、論理は間違っているが、結論だけは正しい部分はある。それは、「日本の首相が米国で韓国に謝罪しなかったと嘆く不自然な根底には、米国を通じて日本を動かすこともできると考えていたからだ。だが、日本は対中包囲網の重要パートナーとして、力の衰えた米国に手を差し伸べた。韓国にこれができるだろうか。自分が米中蝙蝠外交をしていて、米国に日本への圧力を求めるのは、虫が良すぎる。自分の利益と合えば靖国神社を参拝する極右人にも拍手喝采する米国だ。朴槿恵大統領が言う『誠意』がこのように冷たい世界でどれだけ理解されると思っているのか。元慰安婦の弱々しい声が日米同盟のすき間にどれだけ食い込めると思っているのか。韓国外交もそろそろ大人になってほしい。」と結んでいる。そもそも朴槿恵の言う誠意とは、何なのか愚生は知らない。ただ、田中真紀子と通じるものがある。子供のころから躾がされていない人物とは、他人の考えや忠告を受け入れる素養がないことだ。今回、朴槿恵が大統領になって、世界に韓国人のDNAを知らしめたことは幸いだ。大韓サッカー協会の鄭夢奎会長が、国際サッカー連盟理事選で落選した。鄭夢奎氏まさかの落選というが、世界は韓国をよく知ってきたということだ。
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