衆愚政治の極み、大阪に明日はない。
大阪都構想が頓挫して、維新の会は空中分解した。大阪府といえば、以前は破産状態の自治体だったはずだ。橋下氏は、大阪府知事、大阪市長として大阪を改革する旗印だった。その橋下氏を保身の既存政党と住民が潰してしまった。衆愚政治とは、このような愚かなことを指すのだろう。大阪市民は、市と都の二重行政で、非効率な建物や浄水場が多数建てられていたことを忘れてしまったようだ。東京都では、上水道管理は災害時の補完ルートも考慮して整備するため、東京都水道局が多摩地区を含め一括管理している。大阪市在住の住民は、将来財政が苦しくなる中、大阪都構想を否決して行政サービスが向上するとでも思っているのだろうか?振り返れば、横山ノックに知事を任せた、無責任な住民だから、破綻するまでほっておけばいい。リニア中央新幹線も、名古屋以西は当面建設しないようだから、橋下氏の引退宣言で大阪の没落はさらに進むだろう。北陸新幹線で首都圏に組み込まれた、富山・石川県は、東京に吸い寄せられて、大阪と疎遠になってしまった。もう、橋下氏という最後の砦を失った大阪は、救う手立てはないだろう。愚生のような東京都に住む者は、【東京府】と【東京市】があって、長年の二重行政を解消するために、【東京市と周辺】を【特例23区】に変えた経緯を知っている。橋下大阪市長は、それを参考にして、変えようとしたものが大阪都構想だ。もう、大阪に明日はない。そういえば、平成の大合併時も、町長や町議の身分にこだわって、木を見て森を見ない町村が、今も点在する。いずれ、住民には財政破たんという高い見返りがくるだろう。
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