尹炳世ヅラ長官は、鬘の心配などより
韓国訪問中の米国ケリー国務長官は、尹炳世(ユン・ビョンセ外交部長官)との会談で、韓米同盟が堅固であることを繰り返し強調した。しかし、北朝鮮の脅威を取り除くと唱えたところで、北朝鮮が核とミサイルを放棄するとは思えない。北朝鮮の弾道ミサイルを防ぐには、航程の終末に大気圏に再突入する段階で迎撃するTHAADを配備するしかない。ところが、朴槿恵大統領の親中蝙蝠外交により、事実上中国の冊封体制に入ってしまった。当たり前だが、習近平からは、THAADの韓国配備の了解は得られない。そのせいで、韓国は米国に対して曖昧な態度をとり、配備に至っていない。しびれを切らしたケリー長官は、最後の日程で米第8軍に行き「北朝鮮の挑発のために高高度ミサイル防衛THAAD体系を韓国に話す」と述べた。つまり、韓国の意向にかかわらずアメリカは韓国内の米軍基地にTHAADを配備する予定だと最期通告され、尹炳世ヅラ長官が茫然自失となった。相手の意図を読めないヅラ長官の無能ぶりが際立つ。一方、中谷防衛大臣は、敵が同盟国米国に対してミサイル攻撃すれば、日本が集団自衛権を行使して米国と共に敵の基地を攻撃できるという見解を示している。北朝鮮との有事の際、米国が韓国軍の戦時作戦統制権を持っているため、韓国政府との事前協議など不要だ。尹炳世ヅラ長官は、日米同盟は対中国への抑止力であり、対北朝鮮は米韓同盟ということを忘れているようだ。日本が自衛隊を配備するのは、韓国防衛のためではなく、日本を守るためだ。韓国の事情など、全く配慮する必要はない。そして、日本は韓国が北朝鮮の攻撃にあっても、応戦する義務はない。尹炳世ヅラ長官は、日本が守ってやるとも言っていないのに、自衛隊が朝鮮半島に進駐するなど杞憂だ。反日で中国の冊封体制に入っている韓国に、日本人の血を流して助けるなどありえない。すでに、日米は韓国の裏切りを見透かし、中国の提灯持ちと見限っている。はっきり言えば、韓国軍の戦時作戦統制権など、米国には迷惑以外の何物でもない。韓国は、二千年に亘って外交権を持たない国だった。おこちゃま外交を繰り返した朴槿恵は、とうとう韓国の外交権を支那に渡し昔の姿に戻った。あまりにも自己中心な尹炳世ヅラ長官は、鬘の心配などより、その下にある物を使って頂きたい。
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