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2015年6月28日 (日)

トルコ移民の40歳の首相は読み違えた

Photo ユーロ圏財務相は27日の会合で、ギリシャが求めていた金融支援の延長を拒否した。これで、IMFに対する30日の債務返済をギリシャが履行できなくなった。ギリシャのチプラス首相は、自らの政権維持のため、支援の条件の是非を問う国民投票を発議した。しかし、ユーロ圏にチプラス首相の本音が見透かされて相手にされなかった。政治家が国民のために政治をするということは、稀のようだ。韓国の朴槿恵、中国の習近平、日本の民主党、自民党参議院と数えきれないほどの実例がある。チプラス政権発足から半年も経って、この首相はやっと自分の独りよがりな主張が通らないここが判ったようだ。今頃、国民投票をするから、少し待ってほしいなどと言われても呆れる。時間は十分にあったはずだ。ユーロ圏は、ギリシャを除く18カ国で初めて財務相会合(ユーログループ)を開催し、ユーロ圏の安定のために全力を挙げると表明した。数年前と違い、ギリシャ国債を持っているのは、主に公的機関のECB(ヨーロッパ中銀)だ。キリシャ国債が、紙屑になったところで、欧州各国の銀行はあまり影響を受けない。そのあたりを、トルコ移民の40歳の若い首相は読み違えた。これで、ギリシャ前政権が交わした金融支援の合意は破棄された。ユーロ圏から二兆円を融資してくれるという申し出を、ギリシャが断ったのだから、これから先どうするつもりなのだろう?約束を守らない相手は、誰も助けてくれない。破綻した財政で、年金や公務員給与の支払いはできるはずもない。ユーロが導入される前のギリシャで用いられていた通貨ドラクマに戻っても、信用のない通貨は売られる。ギリシャは、インフレと貧困に喘ぎ、欧州最貧国になり下がるだろう。明日以降、ギリシャの銀行からの預金の引き出しが急増し、取り付け騒ぎが起きることが予想される。ギリシャに対する金融支援の終了は、デフォルトを意味する。これを選択した政権は、引き続き代案を考えるしかない。愚かな人物を頂くと国が傾く。民主党政権や半島の朴槿恵で、十分検証済みだ。

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